【産婦人科医ママ】母乳で悩みトラウマに。わが子をおんぶと抱っこしながら分娩に立ち会ったことも!
とか言うんです。「そんなにおいしくはなかったな。甘いような甘くないような…。でもなんか、ホッとするんだよね」って。
ー味や感覚が記憶にあるんですね。
そうなんです。「ホッとする味」だなんて、すごいいいこと言いますよね。「おっぱいは心の栄養剤なんです」って患者さんにお伝えして、つい仕事に使っちゃうこともあるくらい! 私は自分の子育てと仕事がうまくリンクしてて、子どもたちに教わったことを実践している感じです。
ー最後に、若い女性にメッセージはありますか?
子どもがいなかったら知らなかったこと、感じることができなかったことを、子どもたちからたくさん教えてもらったと思います。子どもが新しい世界を切り開いてくれた。歳を取れば取るほど、子どもがいる生活っていいなと実感することが多いです。
これから先もまだまだ楽しみなことがいっぱいあります。子どもたちが結婚したり、母親になったり。私、おばあちゃんになるのが夢なんです。また、赤ちゃんに会える!
そうやって命がくり返されていくのが慈しみ深いと感じるようになりました。
全然知らなかった世界に連れていってくれて、人生を豊かにしてくれるのが”子ども”という存在なんだと思います。
産婦人科医でありながら、3人のお子さんのママでもある善方先生。子どもがいない人生なんて考えられない!と素直に言える姿は先輩ママとしても素敵でした。大きくなった娘さんとも仲良しの秘訣は、お互いに信頼しているからこそなのかもしれませんね。
著者:ライター サトウヨシコ
大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
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