子育て情報『「ごめんね…」無職のシングルマザーになり、子育てしながら看護学校の受験勉強。娘の本心に気づいた夜』

2021年12月16日 17:30

「ごめんね…」無職のシングルマザーになり、子育てしながら看護学校の受験勉強。娘の本心に気づいた夜

ですが4校目の受験を終えた日の夜、娘を寝かしつけるときに、娘があお向けになった私の体の上に乗ってシクシクと泣いていました。

娘が眠りについたので体から下ろそうとすると、泣きわめいて起きてしまうので娘を体の上に乗せたまま朝を迎える、ということが1週間続いたのです。「表に出さないだけでずっと寂しい思いをさせていたんだね、ごめんね」と何度も娘に謝りました。

娘の立場になって考えると、明らかに寂しいと感じる状況だったのに看護学校の受験のことで頭がいっぱいで、娘のことを十分に構ってあげられなかったことに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。その後は看護学校に合格して国家資格も無事取得し、現在は看護師として働いています。多忙な毎日ですが、あのときの後悔を忘れずに娘との時間を大切にしていこうと思います。

監修/助産師 松田玲子

著者:吉川 みきな

12歳女の子と2歳男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。
上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。


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