「かわいそう…」「親のエゴ」誹謗中傷も。家族を作りたい同性カップルに立ちはだかる妊娠・出産の壁とは?
などの反応が多く寄せられるそうです。そのような反応は今でも変わらないのだとか。
しかし、長村さんは「同性カップルの間に生まれた子どもが「幸せ」か「幸せじゃない」かは、その子が決めること」だと強くおっしゃっています。
また、親のエゴで子どもを持つのかという言葉に対しては、同性カップルだけに限った話ではないともお話しています。
まだまだ、世間の「同性カップル」に対する理解が追いついていないというのが現状なようです。
周囲に言われてショックだったこと
親に同性カップルでの妊娠を伝えるということも勇気が必要なことだと長村さんはおっしゃっています。
長村さんの場合は、母親に妊娠を伝えた際に初めは「ショックだ」と言われたそう。その言葉が長村さん自身にとって辛かったそうですが、今現在は、お母様も気持ちを切り替えて全面的に応援してくれるような体制になっているのだとか。
親や近くにいる方が味方になってくれるというだけで、不安な妊娠や出産もなんだか心強くなりますね!
辛かったことや差別はある?
日本では同性婚が法律で想定されていません。そのため、まだまだ受け入れ体制がしっかりと整っていないのが現状です。
「同性同士(パートナーも女性)で子どもを持つってどういうことなの?」となかなかイメージがしにくく、疑問を持つ方が多いそうです。
差別をされているのか、されていないのかはそれぞれの環境によっても大きく変わってくるようです。
また、日本では法的に同性パートナーとの婚姻が認められていないので、カップル同士や生まれてきた子どもと「血のつながりを持つことができない」「法的なつながりがない」という点も辛く、悩む点だと言います。
法的な支えがあると色々な面で責任がでたり、ストッパーになってくれたりもするのでは?とおっしゃっています。
女性同士カップルならではの悩みとは?
女性同士のパートナーの場合、1人が子どもを産んでさらにその後パートナーも子どもを産み、兄弟や姉妹を作るということも増えてきているそう。
女性同士のパートナーの出産での悩みとは
子どもを産んだ方と、産んでいないパートナーとで気持ちのギャップが生じやすいそう。子どもによって、2人の関係が壊れてしまうのではないか・・という不安から別れの原因の一つになってしまうこともあるようです。