2022年9月28日 20:35
127万回再生!男性カップルの子育て。朝のルーティン動画に「感嘆のため息」「最高家族!」の声続出
日本人のみっつんさんと、スウェーデン人のリカさんはスウェーデン在住のゲイカップル。2016年にアメリカでの代理母出産によって、男の子を授かりました。現在は、YouTubeチャンネル「ふたりぱぱ FutariPapa」を運営し、“当たり前に見えるけれど本当は特別な毎日”について発信しています。
ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=『新しい家族のカタチ』について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。
今回は、ふたりぱぱ と息子くんが幼稚園のころのモーニングルーティンをご紹介します。現在は小学生の息子くんですが、幼稚園に通っていたころは着替えを渋るなど、本当に大変だった時期もあったそうです。
動画には「理想の両親」「こんな家庭に生まれたかった」「日本にもこんな家庭が増えてほしい!」「なんか見てて涙が出てきた……幸せそう」とたくさんのコメントが。
さて、ふたりぱぱはいったいどんな風に息子くんに対応していたのでしょうか……!? そして、どんな家族なのでしょうか。
ふたりぱぱの出会い、そして息子くんの誕生
みっつんさんとリカさんの出会いは2008年。 東京で出会い、約半年間の友だち期間を経て交際をスタートしました。そして、2011年にスウェーデンの法律の下、結婚。
「自分がゲイなのに『親になる』なんて思いもしなかった」とみっつんさん。リカさんの妹さんご夫婦に赤ちゃんが生まれ、会いに行った帰りの飛行機で、
「ね、みっつんは、子ども欲しい?」
とリカさんから聞かれたことが、子どものことを考え始めるきっかけになったそうです。しかし、ゲイカップルが子どもを持つことは簡単ではありません。
「ゲイとして親になるって、なかなか想像つかなくって」
と、みっつんさんが女友だちに漏らしたところ、
「親になる自信なんて誰にもないわよ。私だってなかった。誰だって親になるというのは、はじめての経験なんだから。それはゲイもストレートも同じじゃない?」
と言われたそう。そしてその言葉に背中を押されたのだそうです。
ここからお2人は情報収集をして、さまざまな検討を積み重ねました。