「なぜ誕生日のケーキがゴミ箱に!?」息子と孫を溺愛するあまり、信じられない行動を取った義母の末路
ママはボクより仕事が大事なんだって、おばあちゃんが言ってたよ。おばあちゃんが正しいって、パパも言ってたし」
レオのまさかの言葉にパニ子は耳を疑いました。
しかし、少しでもそう思わせてしまったのは自分の責任かもしれないと考え、何より大切なのはレオだと話しました。
しかしレオは「女は家にいて、男の面倒を見るもんだっておばあちゃんもパパも言ってるよ!」と譲りません。
パニ子は、レオが大好きであること、そしてレオに不自由させないためにも仕事をする必要があることを丁寧に伝えましたが、レオは「うっせぇ!!! 女のくせに命令すんな!!!」と暴言を吐く始末。
こんな考え方を植え付けられてはレオの将来はお先真っ暗、ろくな大人になりません……。
マザコン夫「母親として100点満点だ」
そしてやってきたレオの誕生日。大事な会議が入ってしまったパニ子は帰りが遅くなってしまいました。
「パニ子さんがいなくても私がご馳走用意しておくから! 皆でパーティ―しましょうね」という義母に甘え、パーティーの準備を任せていたので、パニ子は駅前にあるレオが大好きなケーキ屋さんで大きなケーキを買って帰りました。
しかし帰宅すると家は真っ暗! パニ子が呆然としていると、義母とタケシ、レオが帰ってきました。
3人はなんと高級レストランでディナーをしていたのです。
タケシを問い詰めると、1カ月前から予約していたことが判明。そんなことはひと言も聞いていなかったパニ子は、怒りで震えます。
「お義母さんにレオの教育を任せていたらロクな大人にならないわよ!」と怒りに任せてパニ子は言いましたが、タケシも負けじと応戦。
「何言ってんだよ! 母さんは母親として100点満点、人間としても最高に決まってるだろ!」
この親にしてこの子あり。これ以上何を言っても無駄だと思ったパニ子は、明日の朝食べようとケーキを冷蔵庫にしまい、自分の部屋に戻ったのでした。
ケーキがゴミ箱に! 捨てたのは誰?
翌朝、早くに目が覚めたパニ子。ケーキでレオのお祝いをしようとキッチンに行くと、信じられない光景が!
なんと、冷蔵庫に入れたはずのケーキが、箱ごとゴミ箱に捨てられていたのです。