子育て情報『離乳食は遅れてスタートしても挽回できる!?小児科医が紹介する「省エネ育児」【離乳食/後編】』

2022年1月17日 17:30

離乳食は遅れてスタートしても挽回できる!?小児科医が紹介する「省エネ育児」【離乳食/後編】

多くのママが「育児が大変! つらい!」と思うことについて、3児の母である小児科医がラクになる方法をアドバイス! ママ目線で「ここまでならラクしてOK」というポイントをお伝えします。今回は【離乳食後編】です。

目次

・ここが大変① 他のお世話に手一杯で離乳食を始める余裕がない
・遅れても挽回可能! ぜひベビーフードを活用して
・ここが大変② レパートリーがなくて同じメニューばかりになってしまう
・1品だけ、味つけを変えるだけでOK
・ここが大変③ おやつを準備するのが面倒
・ヨーグルトなど市販品を活用
・大人用のお菓子は特別なときに
・まとめ


離乳食のイメージ


離乳食は5~6カ月ごろ(離乳食初期)〜1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)と分かれ、段階に合わせて気をつけるポイントもたくさん。うまく進まずに悩んでいるママも多いのではないでしょうか。毎日の育児を笑顔で楽しく続けられるように、ほんの少し肩の力を抜いてラクをしてみませんか? 多くのママたちが大変と感じているお世話のなかで「この育児はしなくて大丈夫」「ここまでならラクをしてOK」というポイントを、小児科医であり、3児の母でもあるさくらんぼこどもクリニックの三日市薫先生が紹介します。今回は離乳食後編です!

ここが大変① 他のお世話に手一杯で離乳食を始める余裕がない


離乳食のイメージ


遅れても挽回可能! ぜひベビーフードを活用して

離乳食のスタートは生後5~6カ月ごろが目安。本来はこの時期に始めるのが理想ですが、もし余裕がなくてスタートが生後7カ月ごろに遅れてしまっても大丈夫です。離乳食は5~6カ月ごろ(離乳食初期)〜1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)と分かれ、それぞれ月齢の目安が設定されています。遅れて始めても、月齢に応じて噛む力も強くなっているので、その時点の月齢相当の段階、または少し前の段階から始めれば大丈夫です。

例えば、生後7カ月から始める場合は、おかゆも5~6カ月ごろ(離乳食初期)向けのドロドロの状態から始めなくても、7~8カ月ごろ(離乳食中期)向けの舌でつぶせる固さから慣らしていきましょう。ただし、初めての食材は1日1回1さじ(赤ちゃん用スプーン1さじ)ずつです。様子を見ながら食べさせるようにしてください。じょうずにモグモグできないようであれば、5~6カ月ごろ(離乳食初期)向けのドロドロ状態のメニューから進めましょう。


とはいえ、離乳食を始めず母乳や育児用ミルクだけでは栄養が足りなくなり、体重が十分に増えなくなってしまいます。生後7カ月ごろまでには開始するようにしましょう。

離乳食は手作りしなければならないと思うママは多いかと思いますが、そんなママはぜひベビーフードを活用してみてください。

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