妊娠中は便秘になりやすい!?自分できる解消法・予防法はこの5つ!
便秘解消法・予防法1:食事
厚生労働省によると便秘対策として、次の栄養素を積極的に摂りいれることが望ましいとされています。(※1)
・食物繊維
ごぼうなどに多く含まれる食物繊維には、排便リズムを回復させる作用があるといわれています。食物繊維を豊富に含むその他の食材としては大豆や緑黄色野菜、さつまいもなどが挙げられます。
・脂質・糖分
適度な脂質は脂肪酸が大腸を刺激し、糖分は腸管内で醗酵しやすく大腸運動を高めるため便秘対策に効果が期待できます。ただし、脂質や糖分は摂りすぎると肥満につながる恐れがありますので摂り過ぎには注意をしましょう。
・豆類・いも類・かぼちゃ・くり
いも類、栗、かぼちゃなども便秘対策としておすすめです。これらの食材は腸管内で発酵してガスを発生させる作用があります。
・玄米・胚芽米
精米される前のお米には食物繊維と同じ働きをする難消化性でんぷんが含まれています。
便秘対策としては精米後の白米より玄米、胚芽米を積極的にとりましょう。
便秘解消法・予防法2:水分をしっかり補給する
便が固くなるのを予防するためには水分補給も大切です。一般的に、1日あたりの水分摂取量は、飲む分と食事から摂る分をあわせて2ℓ程度必要ですが、妊娠中はより多めに摂ることが望ましいです。ただし、便秘になったからといって、一度に大量の水を飲むことはすすめられません。一度に大量の水を飲みつづけると、急激な体重増加やむくみの原因になることがありますので気をつけましょう。十分な水分を摂取することも大切ですが、飲みやすい量をこまめに飲むことが重要です。
便秘解消法・予防法3:適度な運動をおこなう
習慣的に体を動かすことも便秘の予防に効果的だといわれています。医師の指導のもと、マタニティヨガや水泳、ウォーキングなど、妊娠中でも実践できるものを選んで、生活に取りいれましょう。
便秘解消法・予防法4:ストレス解消
妊娠中は体のこと、仕事や家のことなど、ストレスがつきものですが、過度なストレスが溜まると便秘だけでなくさまざまな症状を引き起こす恐れがあります。周囲の協力を得ながら、忙しい毎日の中でも息抜きの時間を確保しましょう。
便秘解消法・予防法5:食事は規則正しくとり、食後はゆっくり過ごす
規則正しい食事は腸のリズムを整えます。