子育て情報『妊娠中は便秘になりやすい!?自分できる解消法・予防法はこの5つ!』

妊娠中は便秘になりやすい!?自分できる解消法・予防法はこの5つ!

夜遅い時間や寝る前の食事は避けましょう。 また、便秘解消には、便意を我慢しないことが重要だといわれています。個人差がありますが、食後に便意を感じる人が多いため、食後はトイレの時間を確保しておくことがおすすめです。

妊娠中に便秘薬(下剤)を使用しても大丈夫?

日頃から注意していても、便秘を繰り返してしまうときは、薬の助けが必要なときもあると思います。では、妊娠中に便秘薬(下剤)を使用してもよいのでしょうか?

妊娠中でも使用できる便秘薬もありますが、妊娠経過や時期によっては注意が必要です。普段から使っている薬であっても安易には使用せず、医師に相談しましょう。強い下剤や浣腸などの使用は、子宮の収縮を誘発して流・早産の原因となることがあります。とくに妊娠初期には注意が必要で、便秘と下痢を繰り返すことも多く、下剤の使用により腹痛や下痢が起こりやすいので、基本的に服用はすすめられません。


安定期に入ってからは、比較的安全に下剤が使えるようになりますが、慢性的な便秘は腹痛の原因となることがあります。また、長時間トイレでいきみ続けると、子宮が収縮したり、外陰部が腫れたりする原因になることがあります。何日も便秘が続くときは、このようなことが起こらないうちに、医師に相談してみて下さい。

まとめ

ママの体にさまざまな変化が起きる妊娠中、便秘に悩まされるのは辛いものです。妊娠中は便秘にならないよう、日頃から食事に気を遣い、適度に体を動かしましょう。症状が重い場合は、早めに医師に相談してください。

参考

※1厚生労働省e-ヘルスネット「便秘と食事」

監修者:医師 産科婦人科福岡医院院長 福岡 正恒 先生
京都大学医学部卒。同大学院修了後、京都大学助手、講師を経て、平成11年より産科婦人科福岡医院院長。
京都大学在職中は、婦人科病棟や産科病棟などを担当。またこの間、英国エジンバラ大学・生殖生物学研究所に留学。日本産科婦人科学会・産婦人科専門医,京都大学医学博士
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