子育て情報『#21 列車で旅する真冬のヨーロッパ』

#21 列車で旅する真冬のヨーロッパ

必然的にトラブルも増えてくる。お恥ずかしながら、飛行機や列車の乗り遅れ経験も数回あります。

でも、そういう時こそ、家族の団結力が輝き始めるんです。なんとか乗り越えなくてはならない!という使命に家族全員が燃える。協力しながらミッションをクリアしていく。それもまた、旅の楽しみの一つだったりもします。

そしてそのうちに、子どもはどんどんしっかりしてくるんですよね。長男は「乗り場は合ってる?」「次は何時の便?」なんて確認してくれるまでに成長しました(笑)。
うちの男子たちのサバイブ能力、上がっていると思います。何事も前向きに解釈するのも、我が家の特徴かも(笑)。

“自分のことはなんでも自分で”!

#21 列車で旅する真冬のヨーロッパ


旅の様子や旅程、行き先の気候や気温をメモするのが長男の定番。夏休みのたびに各国にホームステイしているせいか、気候には興味があるみたいで。

でもそれも、親からすると計算どーり!(笑)我が家では、旅程や行き先の気温などを調べ、その気候に合った服を自分でパッキングするのがルールなんです。


#21 列車で旅する真冬のヨーロッパ
“自分の荷物は自分で”!どんな旅行でも自分でパッキングして、自分で荷物を運ぶのが我が家の決まり。忘れ物した時の悔しさも自分で消化。すべて自分で責任を取る!

もちろん、パッキング前に行き先の説明はします。パソコンで天気予報サイトを見せながら、こういう気候のところに、こういう遊びをしに行くから考えて用意しなさいよと。このヨーロッパ旅行の際は、−10℃以下のところでスケートをすることを説明。レギンスを2枚重ね穿きしても寒いかもしれないと事前に伝えました。シチュエーションをイメージさせた上で、さあ君たちは何を用意するの?と。

#21 列車で旅する真冬のヨーロッパ


ポイントは、たとえ中身がぐちゃぐちゃでも怒らないこと。
怒ると子どもたちのモチベーションは一気に下がるから、なにも言わないことが大切です。特に男子はおだてないと(笑)。

彼らが幼い頃はすべて私がパッキングしていたのですが、それだけで一晩がかり。今はその負担がないだけでも、信じられないくらいラクです。私の負担が減った分、旅の内容も濃くなっている気が。一石二鳥です。

最近の旅は、もっぱらAirbnb

#21 列車で旅する真冬のヨーロッパ
#21 列車で旅する真冬のヨーロッパ


金額的にもお得だし、その土地の雰囲気がよくわかるので、宿泊には主にAirbnbを活用。食事も、スペシャルな時以外は現地の食材で自炊します。子どもたちとスーパーに行き、現地の習慣や旬の食材を発見するのはとても面白い。

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