コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
夫の飲み会にイライラ! 妻が飲み会に行くには段取りが必要なのに! 咎められるのに…【コソダテフルな毎日 第50話】
いよいよ2017年も終わりが見えてきました。忘年会シーズンがやってきましたね(遠い目)。
今日のテーマは、
「夫の飲み会」についてです。
■「夫の飲み会」のあり方
「飲み会」。
酒を酌み交わし飲食をともにすることにより、お互いの仲をより深める行為でありますけれど(知っとるわ)、
自分が参加するのと、夫に参加されるのとでは、沸いてくる感情が正反対なのはなぜなのでしょう。
現在妊娠中の方たちに、少しだけ先を走っている私からアドバイスさせてください。
お子さんが生まれてくるまでに、産後の「夫の飲み会」の在り方について話し合っておいたほうがいいような気がします。
たとえば「飲み会は断ってほしい」だとか、「飲み会に行ってもいいけどかわりに○○してほしい」だとか。
事前に話し合っておくことで、産後1年間のモメ事をずいぶんと減らせるような気がします(我が家の場合はここがうやむやだったので争い事も増えました! 笑)。
赤ちゃんが1人加わるだけで、夫婦2人だけの時の生活とはガラリと変わります。
特に母親側の生活は全然違ってきます。
今まで気にもならなかった夫の飲み会が、妙に癪(しゃく)にさわるようになってくるのです。
では、なぜ、夫の飲み会に対して、妻はイライラしてしまうのでしょうか。
その理由を今回私なりに考えてみました。
■飲み会=夫にとっては「日用品」、妻にとっては「貴重品」
まず、夫(父親)側と妻(母親)側では、
「飲み会」の位置付け自体がそもそも違っているような気がします。
夫側からしたら、飲み会は子どもが生まれる前も、生まれたあともさほど位置付けは変わらないものだと思います。
手に入れようと思ったらすぐに手に入る日用品のようなもの。
しかし、母親側からしたら、出産と同時に一気に遠い存在になります。
そもそも妊娠・出産・授乳中とお酒自体が飲めなくなりますし、母親じゃないと子どもが寝ないとか、続けて第2子・第3子が生まれるだとか、とにかく夜に出掛ける機会が一気に減ります。
今まで日用品だったものが急に貴重品になるのです。