急かさない!怒らない!平日の朝時間スムーズ乗り切り術
好きでないものを食べるのは「苦行」となり、余計に時間がかかってしまいます。保育園で栄養バランスの良い昼食を食べるのですから、朝はごく簡単なものでOKと割り切って。「バナナとヨーグルト」や「おにぎりと前日のみそ汁」など、作るのも食べるのも時間がかからないメニューにしましょう。
朝食を食べたがらないタイプなら、「ご飯かパンか」「パンに塗るのはバターかジャムか」など、簡単なリクエストを聞いてあげるのがおすすめです。また、全部食べられなくても叱らないで。「よくかんでるね」「もうおしまいかな?」「ごちそうさまだね」など、承認の声掛けをして、「食べて良かった」という気持ちにしてあげてください。
ママの乗り切り術
時計を見ながら「ここまでに食べようね」と時間を意識させるようにしています。(0歳、4歳のママ)
パンにキャラクターの絵を描いてあげると食事がはかどります。
(0歳、2歳のママ)
メニューをおにぎりや果物など、子どもが食べやすいものにしています。(1歳のママ)
飲み物などの自分でできる準備はやってもらうことに。コップを食器棚の手の届く高さに置いておくことで、進んで準備するようになりました。(6歳のママ)
CASE2
身支度に時間がかかる
競争やカウントは必ず子どもに勝たせる
2歳頃からは「自分でやりたい!」が強くなりますが、技術が伴わないので時間がかかりがち。ママが手伝おうとすると嫌がってかえって時間がかかるので、ボタンなど難しい部分をさり気なく手伝って「自分でできた!」という気持ちにさせてあげましょう。服を選びたがる子なら、ママが「どれを着ても大丈夫」と思えるものだけをタンスに入れておいて、自分で選ばせるとよいでしょう。
自分でできるけどモタモタするという場合は、「ママが食器を洗い終わるのと、どっちが早いか競争だよ!」などと誘うとスピードアップ。「10数えるうちにできるかな?」なども乗せやすい方法です。
コツは、毎回必ず子どもに勝たせてあげること。勝てば気分が良くなって、次の行動もスムーズに進みやすくなります。「着替えさせて〜」などとグズグズするのは甘えたいとき。ママとしては自分でやらせたいところですが、そんなときは手伝ってあげてくださいね。心が満たされないと、その後もグズグズが連鎖してしまいますよ。
ママの乗り切り術
保育園グッズと服をリビングのかごに入れて、自分で準備できるようにしています。