来年入園を迎えるならこの夏がチャンス?先輩ママに聞くトイレトレーニング
しかしその一方で、スムーズだったはずのトイレトレーニングが停滞するという体験談も。「ママが下の子を妊娠し体調が優れなくなり、親子でトイレトレーニングへの意欲が薄れてしまった」というケースや、「下の子が生まれると上の子が赤ちゃん返りし、トイレに行きたくないと言われてしまった」ということもあったそうです。2歳はイヤイヤ期もあり、下の子が生まれると赤ちゃん返りもあるため、思ったように進まないことも多いんですね。
トイトレには「濡れた感覚がわかる」ことと「できたら嬉しい」が大切
次に、どんな方法でトイレトレーニングを行ったのか聞いてみました。
すると、6人中5人のママが開始時からトレーニングおむつを使ったり、いきなりパンツを履かせるなど「濡れた感覚がわかる」トイレトレーニング方法を行っていました。また、トイトレシールとよばれる、トイレに行ったらシールを貼る仕組みを使っていたママも6人中5人。シールの柄を頻繁に変えたり、カレンダーを使って、トイレに行けたら数字に手描きのハートマークを描くことにしたりすることで子どもの飽きがこないように工夫したというママもいました。
また、ごほうびはシール以外に、インターネットでダウンロードできるキャラクターのぬり絵をあげたり、いけないとはわかりつつもラムネ等の食べ物で釣ってしまった…という本音も。
トイレトレーニングは本人のやる気が一番大切。やる気を失わせないためにママたちはたゆまぬ努力を続けていました。
排泄のリズムをつかむ表を使ったママも
前職で保育士をしていたというママからは、排泄のリズムをつかむための表を使ったという体験談も聞けました。トイレに座ることに慣れ、毎日のようにトイレで成功するようになったら、この表を始めたそうです。表を使う前は「朝の寝起き」と「お昼寝前」の2回に絞ってトイレに連れて行っていて、その回数を増やしていく目的もあり取り入れたのだとか。毎日トイレに連れていくタイミングを決めて表にしておくと、どのタイミングでおむつが濡れていたのか、また、どのタイミングならトイレで排泄しやすいのかがわかります。
タイミングごとに2段に分かれていて、上の段は、おむつが濡れていた(×)濡れていない(○)を表し、下の段はトイレで出た(○)出ない(×)を表しています。
下の方にはトイレでできた回数を数字で書いています。
排泄のタイミングもつかみやすく、だんだんとトイレで排泄する回数が増えてきているのがわかり、ママのモチベーションアップにもつながりそうですね。