子育て情報『フライドポテトがお店よりおいしい!?定番おかずがバージョンアップするレシピとは』

フライドポテトがお店よりおいしい!?定番おかずがバージョンアップするレシピとは

2018年3月25日 12:29
 

仕事を終えて、子どものお迎えをした後の夕食作り。疲れているときに、本やアプリでレシピを見ながら料理を作るのは大変。そんな人におすすめしたいのが、料理家・有元葉子さんのレシピ本『レシピを見ないで作れるようになりましょう。』(SBクリエイティブ刊)。こちらの本は、レシピ本なのにレシピが載っていない!? という衝撃の本。レシピに頼って料理を作るのではなく、料理を作るために知っておきたいことを調理法別に分かりやすく紹介し、「料理のコツや感覚値をつかむ」ことで、おいしい料理が楽に作れるようになるというものです。

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レシピを見ないで作れるようになりましょう。


本には、材料や調味料の細かい分量が書かれておらず、ほとんどが目分量。たとえば「ぱらぱらっと全体に塩をふる」「酒はたっぷり、しょうゆは少し色がつく程度」「カサカサ、シャカシャカというおいしそうな音が出るまで」などと書かれています。

早速本の中から、いくつかまねして作ってみました。

外食をはるかに超える感動のおいしさ!「フライドポテト」

ひとつ目は、「フライドポテト」。外食で食べることも多く、わが家では冷凍食品に頼りっぱなしです。フライドポテトのポイントは、「ジャガイモを切った後、塩水につける」と「揚げる前に5分茹でる」。塩水はジャガイモの表面のデンプンを落とすため、また茹でることでジャガイモの水分を抜くそうです。

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ジャガイモを皮つきのまま大きめにカットして塩水につけ、その後塩を少し入れたお湯で5分茹でます。水気を切ったら、中温でこんがり色づくまで揚げます。できたのがこちら。

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香りから、普段のフライドポテトと全く違います! ほんのり甘い、香ばしい香りが食欲をそそります。食べてみると、皮がパリッパリ、中はほっくりサクサク。塩をかけなくても、ほんのり塩味が感じられ、そのままでもとってもおいしい仕上がりに。子どもたちも「おいしい!」「もっと食べたい!」と大好評でした。

鶏肉のうまみがぎゅっと詰まった「鶏のロースト」。筋を切って、子どもも食べやすく

ふたつ目に試したのが、「鶏のロースト」。鶏肉はチキン南蛮、照り焼き、唐揚げと、子どもにも大人気のメニューばかりですが、シンプルな味付けのものより、しっかり味をつけたもの・揚げものが人気です。鶏のローストのポイントは、「膜切り・筋切りをする」「塩をして一晩おき、余分な水気を出す」。鶏肉、特にもも肉は筋肉の塊で、1本1本に膜がかかり、白い筋も何本か通っているそう。膜を包丁の先で切り、筋を取り除いたり切れ目を入れることで、肉の縮みを防ぎ食べやすく、そして火の通りをよくします。塩をして一晩おくことで、安いブロイラーも地鶏のようなおいしさになるのだそう。

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鶏もも肉を準備し、膜切り・筋切りをした後、全体に多めの塩をふり、手でよくすり込んでラップに包んで一晩おきます。余分な水分を水で洗い流した後、全体に塩を少しふって、鉄のフライパンに油を軽く敷き、皮面を下にして焼きます。皮面がパリッと焼けたら、裏返して焼きます。何回も焼かずに、片面1回ずつ、フタをせずに焼くのがポイントです。できたのがこちら。

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皮がパリッパリで、肉がとってもジューシー! 膜切り・筋切りをしたおかげで、噛みきりやすいのか子どもにも食べやすく、とても好評でした。塩加減もしっかりあり、レモンを絞ったり、大人はスパイスなどをつけても良さそうです。

キャベツがシャキッ!うまみあふれる「キャベツと豚肉炒め」

3つ目は、「キャベツと豚肉炒め」。野菜炒めもわが家では定番ですが、野菜がべちゃっとしたり、くたっとしすぎて、なかなか完璧には作れないのが悩み。ポイントは、「キャベツにしっかり水を吸わせておく」「味付けは肉をメインに。野菜には、ほとんど味付けしない」。炒めるという調理法は、素材のもつ水分で火を通すため、水をしっかり吸わせることで焦げや水っぽくなるのを防ぎます。味がついたうまみのある肉が少しあれば、野菜の甘さやおいしさが際立ち、野菜がたっぷり食べられるそう。

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まずは、ボウルに水を入れ、キャベツを水に浸します。葉のままでも、切ってからでも良いそうで、私は葉のまま浸しました。しばらく浸した後、手でキャベツをちぎり、フライパンに油をひき、キャベツをさっと炒めます。しんなりしたら軽く塩をふり、一度ざるにキャベツをあけて油を切ります。フライパンに油をひき、食べやすい大きさに切った豚肉を炒めます。あまりいじらず、カリッと両面焼きます。このときは、薄切りの豚バラ肉を使ったので、すぐに火が通りました。カリカリに炒めた後、鍋肌からしょうゆをジュッと加えて、肉に味付け。その後、あけておいたキャベツを再びフライパンに入れ、全体を炒め、好みでこしょうを入れ、塩加減が足りなければ塩を足して完成。できたのがこちらです。

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いつもより調味料が少ないのに、肉に味がついているせいか、薄味というよりしっかりした味付けの印象です。何より、キャベツの歯ごたえがちゃんと残っていて、キャベツがおいしい!肉と野菜、別々で炒めていることもあり、ジューシーさもあって、ごはんにとてもよく合います。

少し皮肉だったのが、料理をしているときに「『レシピを見ないで〜』という本なのに、それを見て作っているね(笑)」と旦那さんに笑われてしまいました。最初は見ながらでないとできませんでしたが、プロセスは難しくないので、次からはきっと見ずに作れると思います。

毎日のごはん作りは一生続いていくもの。技術的・感覚的な料理のコツを体で覚えていくのは、最初は覚えるのが手間でも、将来的には確実に料理の負担を楽にしてくれて、スピードアップしてくれると思います。本では、上で挑戦したレシピ以外に60以上のレシピが紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね。

〈 参考:『レシピを見ないで作れるようになりましょう。』 〉

レシピを見ないで作れるようになりましょう。


<写真・文:フリーランス記者武田由紀子

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