「サンタさんはいる!」と子どもが信じるわが家の演出&作戦
みなさんは何歳までサンタクロースの存在を信じていましたか?私は幼稚園の年長の時、友達から真実を聞かされて、大きなショックを受けたことを覚えています(笑)。
私にとって、サンタクロースを信じていたころのクリスマスは、嬉しさと不思議に思う気持ちに包まれて、心からワクワクできた特別な時間。今でも思い出すと温かい気持ちになります。
自分が親になった今、クリスマスの朝「サンタさんが来てくれた!」と言ってプレゼントを見つける子どもの嬉しそうな笑顔を見ていると「かわいいなあ~」と幸せを感じます。そしてこの光景が来年も再来年も続いてほしいと強く思うのです。
今回は、子どもに夢を持ち続けてほしいと願う私がしている、「サンタさんは本当にいる」と思わせる演出や子どもの反応を年齢別に紹介します。
3歳くらいまでは「サンタさんについて教える」
3歳くらいまでの幼い時期は、まず「サンタさんってなに?」ということを示すことが大切です。
クリスマスの朝、枕元にプレゼントがあっても「なぜかプレゼントが置かれていた」と「サンタさん持ってきてくれた」という認識では喜びが全然違うはず!そう思った私は「サンタさんの存在を教えること」に力を入れていました。
まずはクリスマスのアニメや絵本を見せること。いろいろなお話がありますが、シンプルにサンタクロースがプレゼントを配るお話がわかりやすいです。
娘が特に気に入っていたのは「ノンタン!サンタクロースだよ」という絵本でした。
この絵本では、動物達のもとへ、サンタクロースがプレゼントを届けにやってきます。
くまさんにはクマサンタ、うさぎさんにはウサギサンタ、ノンタンのもとへはネコサンタがやってきて、翌朝のクリスマスにみんなでプレゼントを喜びあうというものです。
「自分のもとにもサンタさんがくるかも」と期待感をもつにはぴったりの内容です。
それから、ごっこ遊びにも取り入れました。ブロックのおうちで遊び、人形が寝ている時に、サンタの人形がプレゼントを持ってやってきます。
サンタをソリに乗せたり、煙突から入る演出も。
また「サンタさんごっこしよう」と言って、子ども達が寝る役、ママはサンタ役で、家にあるオモチャを袋に詰めて、子ども達の枕元へ置いていきます。子どもが目を開けていたら「起きている子にはあげられないな~」とさりげなくルール説明も。慣れて来たら子どもがサンタ役をしてママは子ども役。