子育て情報『元小1担任が教える入学後に困らないために今やるべき4つのこと』

元小1担任が教える入学後に困らないために今やるべき4つのこと

この時期、年長さんは就学時健診のお知らせが届いたり、ランドセルを選んだり、少しずつ小学校入学へむけて準備を進めているのではないでしょうか。
年が明けてから入学説明会がある家庭では、今の時期どんなことを準備しておけばいいのか、分からないことも多いと思います。
今回は元小学校教諭として1年生を担任した経験と、娘を今年度入学させた経験から、今この時期から準備しておくといいなと思ったことをお伝えします。

目次

・自分のことは自分でできるようにする
・自分の持ち物を自分で管理する
・道路の歩き方を練習する
・お手伝いを通していろいろな経験をしておく
・困ったことを自分で伝える


元小1担任が教える入学後に困らないために今やるべき4つのこと


自分のことは自分でできるようにする

幼稚園や保育園では先生が手厚くみてくれているかと思いますが、小学生になると「自分のことは自分で行う」のが基本です。
最初は持ち物の詳細は学校からのお便りで保護者に連絡されますが、徐々に連絡帳にメモをしたり、先生の話を聞いて自分でそろえていくようになっていきます。
体育の時間には体操着に着替えて、洋服はたたみます。夏には水着への着替えもあります。給食の時間には自分たちで盛りつけ、配膳をします。
教室の掃除も自分たちで行います。完璧にできるようになっておく必要はありませんが、まるで初めてのことをいきなり学校でやるよりは、どのようなことをするのかをイメージして、少しでも経験しておくと子どもたちも安心なのではないかと思います。

自分の持ち物を自分で管理する

小学校では準備するものがたくさんあります。国語の授業だけでも教科書、ノート、漢字ドリル、漢字ノート、カタカナノート…とたくさんです。
元小1担任が教える入学後に困らないために今やるべき4つのこと


・鉛筆は毎日削っていく
・給食で使うランチョンマットは毎日洗ってあるものに替えていく
・週の初めには体操着と上履きを持っていく
・鍵盤ハーモニカや絵の具を準備する
など、持ち物を準備して管理しなくてはいけません。
学校では、忘れ物をしないように、連絡帳に書かせる、絵の具など使う日が決まっているものは何日か前に持ってくるように伝える、どうしたら忘れ物をしないか子どもと話し合うなどいろいろ工夫します。

親が準備するのではなく自分でできるように
でも忘れ物をしなければそれでいい、というわけでもありません。子どもたちと話していて気になったのは「どうして忘れたの?」と聞いたときに「お母さんが入れてくれなかったから」と答える子がいたことです。
後日お母さんに聞いてみたところ、普段はお母さんがすべて持ち物を準備しているとのことでした。自分で用意をさせておいて、夜こっそり確認して足りないものを入れているという保護者もいました。

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