子育て情報『こどもの皮膚科ドクターが語る 秋 -季節の変わり目- になぜ湿疹が悪化するのか』

2018年10月16日 10:00

こどもの皮膚科ドクターが語る 秋 -季節の変わり目- になぜ湿疹が悪化するのか

専門家・プロ:野﨑誠

目次

・第3回社会に出ると湿疹ができるの法則
・皮膚科外来をのぞけば湿疹の予測ができる
・子どもだってストレスフルなんだ
・学校行事も湿疹を悪くする
・治療はすごく大変なのです
・おまけ
・関連記事


秋 -季節の変わり目- になぜ湿疹が悪化するのか

第3回社会に出ると湿疹ができるの法則

秋の湿疹のお話3回目は、「社会生活と湿疹」についてです。社会生活が関係するのは学童期以降であって、それ以前の年齢は関係ない?いえいえ、そうとも言い切れないのです。

皮膚科外来をのぞけば湿疹の予測ができる

秋になぜ湿疹が悪化するのか?その答えは9月上旬の皮膚科外来にヒントがあったりします。その時期の皮膚科では、一部の年齢層の子の来院が一時的にガタッと減ります。そして、9月下旬から10月にかけて戻ってくるんですね。さて、どの年齢の子たちでしょうか?

答えは幼稚園児から小学生にかけてです。とくに小学生にその傾向があります。
原因は学校。夏休みが終わると急に慌ただしくなります。通学という生活習慣に慣れるまで、どうしても病院に行く時間が取れなくなってしまうんですね。とくに湿疹の治療は緊急性はあまりありませんので、どうしてもあと回しにされてしまいます。
え、夏休みの宿題が終わっていない子もいるのか?さすがにそういう子は耳にしませんが・・・

幼稚園児に比較的その傾向が少ないのも同様の理由から。小学生に比べて自発的に生活を組み立てているわけではなく、家族に連れられての受診になりますので、9月になったからといって小学生ほど大きな生活の変化はないようです。ただしお母さんがバテてしまい受診できない子はいるようですね。
つまり、夏休みが明けてすぐの時期には皮膚科の受診は減り、その間に湿疹が悪化してしまうパターンが結構多く見られることになります。

子どもだってストレスフルなんだ

子どもの側から見ていきましょう。夏休みが終わると、どうしてもバタバタします。程度の差はあるでしょうが、夏休みのマイペースな生活習慣を学校生活に合わせて修正していかなければなりません。
そしてまた、学校の社会関係の中で長い時間を過ごしていくという、非常に大きなストレスを抱えることになります。ときには眠れない夜を過ごす子もいるでしょう。これは小学生だけではなく幼稚園児にもその傾向はあります。家族と離れて生活する時間が増えるのですから。
この生活の変化がストレスとなり、結果として湿疹を悪化させてしまうということも十分に起こりうるのです。いや、子どもたちも大変です。

学校行事も湿疹を悪くする

秋の学校行事も9月末ごろから続々と入ってきます。その筆頭となるのは運動会でしょうか。

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