日本人親子がパリで暮らせば 寒い季節のお楽しみ♪ みそを手づくりしてみよう!
編集部:学研キッズネット編集部
日に日に寒くなり、いよいよみそづくりのシーズン到来!子どもといっしょに、みそを手づくりしてみませんか?11月末くらいからみそづくりシーズンが始まり、1~2月には寒仕込みと呼ばれ、この時期にもっとも多く仕込みが行なわれます。冬に仕込んだみそは、次の秋にはおいしく食べられますよ。
「多少手間はかかっても、親子でおいしい香りに包まれながら大豆をつぶし、こうじに塩をまぶすという作業は、なつかしい思い出になりますよ」と話すのは、フードスタイリストのダンノマリコさん。今回は、手づくりみそのつくり方をダンノさんが紹介してくれます。
「わたしが、はじめてつくったのは9年前。それ以来、息子に何かしらの作業を手伝ってもらいながら毎年つくり続けています。おみそのつくり方や材料の配合は、その家庭によりそれぞれ違います。ここで紹介するレシピを参考にして、自分のつくりやすい方法や味で、お子さんとオリジナルのおみそをつくってみてください」(ダンノさん)
つくるのは難しそう……と思われがちなみそですが、つくり方はいたってシンプル。
今年の2月にダンノさんと息子さん(当時小4)のお友だちといっしょにしたみそづくりのようすと、そのみそを使った簡単レシピを紹介します。手づくりの楽しさと発酵の不思議をあわせて体感できるチャンスです!
ダンノマリコ(だんのまりこ) フードスタイリスト。本や雑誌などでのスタイリングに限らず、料理も担当する。著書に『保存びんに、季節とおいしさ詰め込んで。―旬の味覚202レシピ』(主婦の友社)、『子どもといっしょにおもてなしと持ちよりレシピ&アイデア150』(共著・朝日新聞出版)など。
https://www.instagram.com/marikodanno/
準備するもの
《材料》(できあがり1kg強)
- 大豆(乾燥)200g
- 生こうじ400g(甘さをひかえたい場合は300g)
- 塩70g
- 水大豆の3倍程度
- アルコール
※保存びんを消毒するため(食品用のアルコール、またはアルコール度数が35度以上の焼酎やホワイトリカー)
左から、塩、大豆(乾燥)、生こうじ
《道具》
- 鍋
- ボウル
- 保存びん
大豆の上に重石となる塩も入れるため、少し大きめで1300mL~1500mLのたて長のものがオススメ。 - すり鉢
- すりこぎ
- 厚手のビニル袋
- ラップまたはオーブンペーパー
左から、すり鉢、すりこぎ、みそを入れる保存びん、厚手のビニル袋
前日の準備
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