2016年12月26日 12:00
もうイライラしない!「マイペース君」とのコミュニケーション術
マイペース君に気持ちや状況を伝え、コミュニケーション力がUPするコツ
Upload By 楽々かあさん
では、そんな個性の強い「マイペース君」と毎日一緒にいる家族や周りの人達は、どうしたら気長くつき合ってゆけるのでしょう?
●ここは「できる範囲」で!
実は、影響力の大きな「マイペース君」に、ひたすら合わせ、自分だけがガマンし続け全てを譲っていると、一緒にいる人は、自分自身の心が見えにくくなってしまう、という弊害が出やすい傾向があるようです。
周りの人も自分自身の気持ちも大切にし、「マイペース君」に分かりやすい表現で伝えると、「歩み寄り」ができます。
●言葉で分かりやすく、自分の気持ちや、して欲しい行動を具体的に、合理的に伝える
「マイペース君」には、「言わなくてもそれくらい察して」「空気を読んで自分で動いて」と期待するのは早めに諦め、日本的な奥ゆかしい表現よりも、欧米型のはっきりとしたコミュニケーションのほうが、マイペース君には通じやすいようです。
●「私は」を主語にした「Iメッセージ」で、ポジティブな気持ちもネガティブな気持ちも率直に伝える
「私は嬉しいよ」「私は今、こう思っているよ」「それは私、イヤな気持ちになるよ」そんな率直な伝え方を繰り返すことで、だんだんと「感じ方の違い」をわかってもらえると思います。
はっきりとした表情や、声のトーンの使い分け、ボディランゲージなどを交えると、より分かりやすくなるかもしれません。
こうして気持ちを表現することは、周りの人自身にとっても、自分の感情を回復し、ストレスを溜めずに済む工夫にもなると思います。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161007742
また、「マイペース君」が、1人で悩みがちなのが「暗黙のルール」や「TPO」がサッパリわからないことです。●明確に今の状況を伝える
例えば、こちらの体調が悪くても、「私、今、風邪で熱があるから休んでいるの」と伝えれば、いつも通り平常運転で過ごそうとする「マイペース君」も、思いやりのある行動を取れるかもしれません。
●「超・具体的に」やって欲しい行動を伝える
状況を伝えても何にもしてくれない場合は、そもそも「その場に合った行動」が、インプットされていないかもしれません。