2017年1月9日 14:00
褒めるって難しい…?楽々かあさん直伝!子どもの自信につながる声かけ
むしろ、何でも平均的にまんべんなく育っているお子さんのほうが、貴重な存在かもしれませんね。
そこで、比較はその子自身とします。今を生きる子どもは自分の小さな進歩や成長に気づいてないこともあるので、そこを気づかせて伝えてあげます。1年前、2年前のお子さんと比べ、少しでもできることが増えていたら、
●「2年生の時は九九があやふやだったけど、最近バッチリだね。頑張っているね」
と、同級生がどうであれその子なりの進歩をみます。
うちの長男は、5年生でやっと九九が覚えられましたが、これは本人にとっては決して「できて当たり前」のことではないので、苦手なことができるようになると自信になります。
「できたこと」を当たり前にしない。日頃の頑張りにも着目したい
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174005522
それでもなかなか結果がついてこない場合には、目を皿のようにして、部分的にでも「できているところ」「頑張っているところ」を探すようにします。
一見周りの子達が当たり前にできることでも、その子なりのやってみた意欲、苦手分野や日々の何気ない頑張り、「ここだけは/ここまでは」できている部分などに注目します。
例えば…
・字を書くのが苦手な子が、宿題の漢字書き取りを雑だけどとにかく終わらせた
・運動が大嫌いな子が、運動会の練習が続く時期になんとか毎日登校している
・勝負事で負けると泣いちゃう子が、ゲーム大会ではずっと隅っこに居たけど、とりあえず参加だけはした
これらは、本人にとってとてもハードルの高いことを、メチャメチャ頑張りながらやっている一例です。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038021186
そこで、この頑張りに気づいてあげます。「それくらいできて当たり前でしょ」という、自分の中での常識は、一旦どこかに置いておき…
●「宿題、始めたね/終われたね」
●「おかえり。今日は暑かったけど、よくがんばったね」
●「ゲーム大会参加したんだってね。お疲れさん」
こんな声かけで、頑張りを「わかってもらえた」ことで、その子の次の挑戦へのエネルギー源になります。
それから、ひいき目に見ても「素敵!」