子育て情報『発達障害の診断を受けることは、「逃げ」だと思っていた。子どもの特性と向き合う中で私が決心したこと』

2017年1月26日 15:00

発達障害の診断を受けることは、「逃げ」だと思っていた。子どもの特性と向き合う中で私が決心したこと

私は、それを認めたくなかったんだと思います。

それでも、子ども達のカウンセリングを通じて少しづつ自分を知っていきました。

子ども達が成長し、子育ての手が少しづつ離れてくると、ようやく自分と向き合ってみようかな?と思うようになってきました。

そこである日、思い切って精神科での検査を受けてみることにしたのです。


「忘れ物をするのは、あなたのせいじゃないんだよ」

精神科で受けたのは、特性を見るための様々なテストです。

そこで再確認したのは「私って覚えておくことが本当に苦手なんだな。」ということでした。

次に感じたのは「子ども達はこんなしんどい検査を受けてたんだな。」ということ。子どもが経験した事を私も体験する事ができて嬉しく思いました。


そして、私を検査した心理士さんからは心強い言葉を沢山いただけました。

発達障害の診断を受けることは、「逃げ」だと思っていた。子どもの特性と向き合う中で私が決心したことの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132112049

心理士さん「あなたは人当たりやさしく気を使えるので、周りと上手くやっていけるタイプ。でも、本当の気持ちを言えているかは疑問。言いたい事を言えるようにしていきましょう。

でも、自分の中に入ってくる情報が多過ぎるので、どうしても抱え込んでしまいがちになります。うまく休養をとっていきましょう。湧き上がるやりたいという衝動は、創造性が豊かということです。


それからあなたのような人は、アイデアがポンポン出てくるあまり、あれもやりたいこれもやりたいとやり過ぎる傾向があります。そういう人は、なんでも自分でやろうとするのではなく、プロデュース業を仕事にすると良いです。貴女の創造性と人との関わりは素晴らしいところです。その素晴らしいところは消す必要はないですよ。

ただ、少し荷を下ろす必要はあると思います。5つあるとしたら、3つにするとか。少し整理すると良いでしょう。忘れ物することは貴女のせいじゃないからね。
そこは周りに助けてもらいましょう。後は周りに気持ちを伝えられるように、頼ったり甘えたりできるように、少し言葉を工夫して伝えていきましょう。

自分が思う自分と、周りが思う貴女とでは、大きなギャップがあるように思います。そのギャップが、少し人間関係を難しくしてるようです。

でも、お子さんを通して自分と向き合ってきて、おおよそ私から言われる事が予想できているようですから、今回のことは『あぁ、やっぱりそうか』と納得するのではないでしょうか?今回、テストを受けて自分と向き合うと決めたことは良いことですよ。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.