子育て情報『「変な自分」が好きになる!子どもたちの探求心をカタチに変える「a.school」の学び場って?』

2016年12月19日 14:39

「変な自分」が好きになる!子どもたちの探求心をカタチに変える「a.school」の学び場って?


「変な自分」が好きになる。支えてくれた人と背中を見せてくれた人

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017007055

子どもの頃に苦しんできた、「変(他の人との違い)」であること。けれど、実は今「変だね」と言われると少し嬉しい自分がいます。

没頭して考える姿勢は今の仕事に活かされているし、「変」だということも含めて私のことを理解してくれている人が多いからです。そして、何より「変」な自分が好きでもあります。

詳細は省きますが、私自身が「変」との戦いを乗り越えられたのは、何をしても最後は味方でいてくれた母親や、世界で活躍する「変な人たち」のおかげです。スティーブ・ジョブズ、イチローといった有名人から、中高の先生や大学の先輩まで、色んな人に背中を見せてもらいました。

特に、小学生の時に出会った個別指導塾の先生に言われた「君は数学の才能がある。
この問題解いてみない?難しいよー」というセリフは今も心に残っています。その後たくさんの難問を私にぶつけて、数学への興味や数学力を伸ばしてくれました。理系の大学院生で、知的好奇心の強い先生でした。

こういった自分自身の小さな経験から、

「変なところ(=ユニークな個性)を潰されてしまう子どもを減らしたい」
「人それぞれの変なところを理解しあい、活かしあえる学習環境がつくれたらいいな」
と、思うようになりました。

それが、今のa.schoolの活動にもつながっています。


「マイノリティ」について探究しよう!子ども一人ひとりが“研究者”

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Upload By 岩田拓真

そういう想いのもと、私がa.schoolの「探究ラボ」というクラスで今期の探究テーマに選んだのは「マイノリティ(社会的少数者)」というテーマです
「探究ラボ」は、毎学期探究テーマを設定し、大学のラボ(研究室)のような形式で、小中高生が各々の興味関心に従って自由に学ぶ授業です。

小学生にはちょっと難しいかなと思いながら授業を始めましたが、今では「マイノリティ」という言葉を学校で流行らせた子も出てきて、完全に私の杞憂でした。

最初に行ったのは、「自分はマイノリティ(少数派)?マジョリティ(多数派)?」というテーマの議論です。
例えば、左利きも10人に1人で社会の中では少数派に属します。

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