子育て情報『素行障害(CD)とは?症状や原因、ADHDとの関わり、周囲の対応法などを詳しく説明します』

素行障害(CD)とは?症状や原因、ADHDとの関わり、周囲の対応法などを詳しく説明します


年代別の素行障害

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038007298

DSM-5では素行障害には3種類あり、発症した年齢によって種類が分けられるとしています。

小児期発症型の素行障害は10歳になるまでに素行障害の症状が発症することが特徴です。通常男の子に多く発症する傾向があり、発症すると暴力的になり、同世代集団の対人関係に障害を抱えることがあります。

また小児期発症型の素行障害を抱えている人は、小児期早期に反抗挑戦性障害(ODD)に診断されている場合が多く、ADHD(注意欠如・多動症)や他の神経発達上の困難を抱えている傾向があります。

この小児期発症型の素行障害は青年期に発症するよりも長引く傾向があります。

http://e-heartclinic.com/kokoro/senmon/cd01.html
参考:素行障害l ハートクリニック

青年期発症型の素行障害は、10歳になるまでに素行障害の症状を発症していないことが条件です。小児期発症型の素行障害に比べて症状は軽く、成人になる前に症状が治りやすい傾向にあります。

青年期発症型の素行障害を抱えている人はあまり攻撃的な行動は示さず、同世代集団のなかでも大きな対人関係の障害を抱えない傾向があります。


素行障害の基準は満たしているが発症年齢が10歳より前か後か分からない場合には、特定不能の発症年齢と診断されます。


素行障害を発症しやすい人

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素行障害の発症率は小児期から青年期にかけて上昇し、女性よりも男性のほうが高いという研究結果が報告されています。素行障害を発症しやすい性格としてはネガティブであることと、自己制御を苦手とすることが挙げられ、具体的には下記のような行動を起こす傾向にある人を指します。


・怒りっぽい
・かんしゃくを起こしやすい
・あまり人を信用できず、疑い深い
・悪いことに対して罪悪感をあまり感じない
・スリルを追い求める
・先のことを考えずに強引に行動する


素行障害の主な原因

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素行障害は研究の結果、生物学的要因と環境の両方に原因があるとされており、これらが複雑に作用し合うことで発症すると言われています。

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