2017年8月17日 17:25
熱性けいれんとは?対処方法やてんかんとの違い、危険なけいれん状態などについて詳しく解説します
・細菌性髄膜炎との鑑別が必要なとき
髄膜刺激症状と30分以上の意識障害が伴う場合には髄膜検査を行います。髄膜刺激症状とは首の硬直や膝を曲げた状態で股関節を直角に屈曲し、そのまま膝を伸ばそうとすると抵抗があることをいいます(ケルニッヒ徴候)などがあります。
その他にも医師が必要と認める検査を受けることがあります。
まとめ
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017007405
熱性けいれんを初めて目の当たりにすると、そのショッキングな症状に保護者や周囲の人はパニックを起こしてしまうこともあります。熱性けいれんの70~85%が一過性のもので再発することはないといわれていますが、保護者は子どもが発熱する度にいつ再発するか分からないという恐怖心が植え付けられます。しかしけいれんは数分で治まり、脳の発達によって5~6歳までに発症しなくなるといわれていますし、熱性けいれんは10人に1人がかかるような日常にありふれた疾患のひとつです。大きな病気ではないので安心して、その都度落ち着いて対応することを心がけましょう。
熱性けいれんを起こさないためにも日頃から風邪や感染症を予防することは大切です。
子どもだけではなく、周囲の大人たちも予防につとめましょう。
もし熱性けいれんが起こった場合には、#8000番を利用するなど冷静な判断で対処・判断をしてください。はじめてけいれんが起こった際や単純型・複雑型どちらのけいれんか判断できない場合などは、迷わず病院へ行くことをおすすめします。
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