子育て情報『娘の不登校を受け入れる決意から6年。今でも周囲の言葉に心は揺らぐ』

2017年2月10日 11:00

娘の不登校を受け入れる決意から6年。今でも周囲の言葉に心は揺らぐ


やっと固まった、娘の不登校と向き合う決意

娘の不登校を受け入れる決意から6年。今でも周囲の言葉に心は揺らぐの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272000592

不登校の子どもや、障害のある子どもを育てていると、世間一般的な子育てをするだけではうまくいかず、悩んだり、選択を迫られたりする場面が多いと思います。自分の子育てに対する考え方を問われるようなこともあるかもしれません。

私の娘は小2で不登校になり、小4でアスペルガー症候群と診断されました。
娘を育てていく中では、「学校とどうやって付き合うか?」「勉強はどうするか?」「昼夜逆転、パソコン・ゲーム漬けをどうするか?」「発達障害の療育はしなくていいのか?」など悩むことばかりでした。

問題とぶつかるたびに、主治医と相談したり、本やブログを読み漁ったり、相談機関にかかったり、親の会で話を聞いてもらったりと必死で手掛かりを求めました。ときには失敗して娘も自分も傷つきましたが、だんだんと「私はこういう考えで娘を育てていく」という気持ちが固まっていきました。

私の考え方は、「学校も勉強も無理しなくていい。
昼夜逆転でもいい。娘の心が元気であることを第一にして本人を信じて、任せて、待つ」です。発達障害については発達障害者相談センターで「今のままの育て方で問題ありませんよ」と言われたので、特別なことはしないでおこうと決めました。

こうやって自分なりの考え方をしっかり持っていれば、迷わず娘を育てて行けると思っていました。
しかしそれでも、周りの声や世間の常識、自分のなかに巣食っている価値観に、何度も迷い自分を見失いそうになったのです。

そんなときにどうやって対処してきたのか、私の経験を書きたいと思います。


私の育児は間違っているの…?周りの声に気持ちは揺れ動く

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私が仕事をしていたときのことです。


お昼休みはどうしても職場の人と話す機会が多いですよね。そこで子どもの話になったとき、私は嘘をつきとおすのも疲れるので「娘は学校に行ってないんですよ」と正直に話すわけです。すると、年上の先輩お母さんには、「のんきなお母ちゃんやねぇ」と言われ、高卒すぐの子には「学校だけは行っといた方がいいですよ」

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