2017年2月14日 11:00
ADHDな6歳の息子、視覚優位を生かした学習法でこんなに変わった!
おそらく、
・先にストーリーの展開をざっと確認することで見通しが立ち、「どうなるんだろう?」という不安が払しょくされる
・絵本と違って1ページにたくさんの絵があることで、常に新しい刺激を求める衝動が満たされる
・吹き出しに書かれた短い言葉を読むだけで内容が理解できるのでストレスを感じにくい
という点で、視覚優位&ADHDの息子にとっては楽しく読み進めることができたのだと思います。
それから、息子はドラえもんの学習シリーズをむさぼるように読み始めました。
初めはおもしろいストーリーを楽しんでいたようですが、最近では、「ママ、敬語ってこんな風に使うんでしょ?」「ママ、これは英語で〇〇っていうんだよね~!」とそこで得た知識をお披露目してくれるようになりました。最近では普通の絵本にも手を伸ばすようになっています。
いったん猛スピードですべてのページをめくって絵を確認する行為は変わりませんが、その後、始めに戻って文字を読んで内容を把握するようになりました。学習マンガで「読む楽しさ」に触れた息子は、絵本も自分なりに楽しめるようになってきたのです。
https://www.shogakukan.co.jp/books/series/B50001
ドラえもんの学習シリーズ小学館
子どもに合った方法で楽しく学んで、好きなものを増やそう!
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161000046
わが家の場合、いわゆる「お勉強ができる」ことを目指しているのではなく、知っていること・好きなものが増えることで、少しずつ子どもたちの世界を広げていくことに焦点を当てています。DVDを観て国旗があることを知る、好きな国旗がある、テレビでその国の名前が聞こえると気になって見てみる、世界遺産があることを知る、図鑑を一緒に観る、ほかの国にも興味が出てくる。
そんな風に世界が広がって行けばいいなぁと思っているのです。
だからこそ、日常生活の中で視覚優位の息子が楽しく過ごせるように、他にもいろいろ工夫をしています。
好きな歌手の歌を聴くときは、歌詞をプリントアウトしたものを渡しています。耳からの情報だけではなかなか歌えなかった息子が、目で歌詞を確認すると、あっという間に最後まで歌えるようになりました。
以前にも紹介しましたが、テレビには常に字幕をつけるようにしています。