子育て情報『リタリン(メチルフェニデート塩酸塩)とは?コンサータとの違いは?ナルコレプシーへの薬リタリンまとめ』

リタリン(メチルフェニデート塩酸塩)とは?コンサータとの違いは?ナルコレプシーへの薬リタリンまとめ

であるコンサータ(商品名)が6歳から18歳までの子どもにおけるADHDを適応疾患として2007年12月に薬価収載され、臨床上では2008年はじめより18歳未満の子どものADHDに対して使用可能となったという事情による。

引用:ADHDの診断・治療指針に関する研究会、齊藤万比古編『注意欠如・多動症-ADHD-の診断・治療ガイドライン第4版』(株式会社じほう、2016年)はじめに

http://amzn.asia/gas76Nnhttp://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/10/dl/s1017-5e.pdf
参考:厚生労働省うつ病の効能削除の提案と流通管理について(ノバルティスファーマ(株)提出資料)

http://www.jssr.jp/data/pdf/narcolepsy.pdf
参考:日本睡眠学会 ナルコレプシーの診断・治療ガイドライン項目(目次)


リタリンとコンサータってどう違うの?

リタリン(メチルフェニデート塩酸塩)とは?コンサータとの違いは?ナルコレプシーへの薬リタリンまとめの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28144093294

さきほどご紹介したように、リタリンとコンサータはメチルフェニデート塩酸塩という同じ成分の薬です。リタリンは、薬の効き目が4時間程度であったのに対して、コンサータは安定的な効果が約12時間続きます。

コンサータは浸透性徐放効果送出システムという最新技術を活用して作られたカプセル薬で、薬成分がゆっくりと溶け出すように設計された徐放剤です。薬への依存リスクが低くなるように設計されているほか、不正使用ができないようにも工夫が凝らされています。

カプセルの表面には、薬成分が塗布されており、カプセル内は3層構造となっています。上部に濃度の低い薬成分・真ん中に濃度の高い薬成分・下に空洞の部屋ができていて、最上部に開けてある小さな穴から薬成分が放出されます。
コンサータを服用すると、表面の薬剤が徐々に溶け出します。
表面の薬剤が溶け出すと、カプセルの中にある一番下の空洞部分に体の水分が取り込まれるようになります。カプセル内に取り込まれた水分で空洞の部屋が膨らみ、カプセルにあいた小さな穴から上部に入っている薬が少しずつ押し出されるのです。


それではコンサータ(中枢刺激薬)に薬物依存はないの?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174005800

薬物依存は、薬物の乱用を繰り返すことで陥る状態です。

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