子育て情報『自傷行動とは?自閉症・知的障害のある人に見られる自傷行動の原因・対処法・相談先まとめ』

2017年2月28日 16:30

自傷行動とは?自閉症・知的障害のある人に見られる自傷行動の原因・対処法・相談先まとめ

(ナツメ社,2014)


悩んだら早めに専門家に相談を

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132112124

子どもが自傷行動をしている場合、保護者が一人で、しかも継続して解決することは簡単ではありません。また「自傷行動を予測し、予防の方法を考える」ことには、専門性が求められる場合があります。特にプランを見直しながら継続するのは負担が大きいので、専門家と連携しながら取り組むとよいでしょう。

また、子どもが自傷行動をしていると、ショックをうけ悩む保護者の方も少なくないようです。もし、いま子どもとの関わり方や自傷行動への対応に一人で悩まれているのでしたら、なるべく早く相談できる味方を見つけることをおすすめします。

以下に自傷行動を相談することができる子育ての相談先を紹介します。
◇児童発達支援事業所
児童発達支援事業所とはいわゆる放課後デイサービスや、療育プログラムなどを実施している施設を指します。事業所にもよりますが、保育士を始め、言語聴覚士や理学療法士、 作業療法士など療育の専門家が発達支援を受けられます。
利用までにはお住まいの自治体の福祉担当窓口への申請が必要となりますが「通所受給者証」を取得すると低い自己負担額で利用できます。地域の児童発達支援センターでは相談事業も行っていて、保護者からの相談にものってくれます。

◇発達障害者支援センター
発達障害の当事者、及びその周囲の関係者(保護者や教師など)を支援する機関です。大人の発達障害や、その関係者の支援が充実している施設ですが、基本的に年齢に関わりなく相談できる場所です。子どもの問題行動について、機能分析の知識がある発達支援の専門家も紹介してもらえる場合もあります。

◇医療機関
自傷行動によるダメージが身体的、精神的にダメージが大きい場合や、解決に緊急性が求められる場合は医療機関への相談も選択肢の一つです。医療機関に相談する場合、「発達外来」や「小児神経科、「児童精神科」が専門となります。まずはかかりつけの小児科に相談してもよいでしょう。



一人ひとりに合わせた工夫で自傷行動をなくしていきましょう

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子どもの自傷行動は、その行動自体が保護者にとって強い不安を生むことに加え、「愛情不足」

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