子育て情報『何度も椅子から落ちる息子が「発達性協調運動障害」と診断されるまで』

2017年4月18日 11:00

何度も椅子から落ちる息子が「発達性協調運動障害」と診断されるまで

息子自身のせいでもなければ、私の教え方のせいでもない。診断が下りて、育児のアプローチの仕方もずいぶん変わって来たように思います。


椅子から消える息子を救ったお助けグッズ

何度も椅子から落ちる息子が「発達性協調運動障害」と診断されるまでの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038003728

さて、そんな息子は食事中や勉強中に、突然椅子から落ちてしまうことが多々ありました。

体幹が弱く、姿勢を保持するのが難しいため、ある瞬間に座っている椅子から身体ごと落ちてしまうのです。本人も「落ちそうだ」とは全く思っていないので、スプーンを持ったまま、あるいは鉛筆を持ったまま、ストンと床に落ちてしまうのです。

「粗大運動」機能が上手く発達していないために、このようなことが起こるのですね。

診断が下りる前は、大人用の椅子に子供用のクッションを固定して高さを合わせていたのですが、まず足を置く板がついている子供用の椅子に買い換えることにしました。

それでもやはり、落下は止まりません。
これを解決するには体幹を鍛える必要があるのですが、それを待っていてはいつか大怪我をしてしまいます。

そこで、あれこれ探した結果、小学校への導入事例もあるという「ピントキッズ」というクッションを利用してみることにしました。
ピントキッズは作業療法士によって監修された姿勢補助のためのクッションです。

結論から言うと、この「ピントキッズ」の使用は大成功!
お尻の部分がくぼんでいるので、姿勢を保持できない息子の体もしっかりと支えてくれるからだと思います。
使い始めてから1年半になりますが、息子が家の中で私の視界から突然消えてしまう事はなくなりました。

また、体幹を鍛えるために近くの体操教室に週に何度も通い、家の中で「遊びながら体幹を強くできれば」と、トランポリンやバランスボール、バランスクッションなどを用意しました。このようにいろいろな努力はしているのですが、まだ相変わらず歩けばぶつかり走れば転び、家の中で転倒しない日はありません。
それでも少しずつ息子なりに進化しているはずだと、焦らず地道な努力を続けて行こうと思っています。


http://pin-to.net/kids/
ピントキッズ


「文字を書く」ということの困難さに直面

何度も椅子から落ちる息子が「発達性協調運動障害」と診断されるまでの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=29957000100

幼稚園の頃に比べると、日常生活はなんとかスムーズに遅れるようになってきた息子ですが、ここに来て「文字を書く」

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