乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)とは?どんな時に起こってしまうの? 症状、予防法について紹介します!
というような、パパ・ママからの心配の声が増えつつあります。
ですが、ベビーカーやチャイルドシートなどによる乳幼児揺さぶられ症候群の発症の多くは使用方法の間違い、過剰な使い方によるものです。正しい使い方を守り、注意事項を十分に理解していれば、このような機器による乳幼児揺さぶられ症候群のリスクを過剰に心配する必要はありません。
乳幼児揺さぶられ症候群を防ぐには?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10250003904
乳幼児揺さぶられ症候群は子どもの周りの大人の意識によって十分に防ぐことができます。以下で、何に気をつければよいのかについて説明します。
■子育てにおける知識・注意事項を家族全員で共有する
乳幼児揺さぶられ症候群を引き起こしてしまう原因の一つとして、子育てに関わる大人が赤ちゃんをどのように扱えばいいのか、どういったことが危険なのかわからないということが挙げられます。
特にパパや他の家族は、子育てについて直接教えてもらえる機会があまりありません。そのため、赤ちゃんの正しい抱っこの仕方や泣いた時のあやし方などはママの見よう見まね、または独自の方法でやってしまっていることがあります。
家族の誰であっても安心して赤ちゃんの抱っこやあやしをお願いできるように、以下のようなことを子育てする家族全員で共有することが大切です。
・赤ちゃんをどのくらい揺さぶってしまうと揺さぶられ症候群を発症してしまうのか?
・赤ちゃんをどう扱えばよいのか?
・抱っこやあやす際には何に気をつければよいのか?
正しい赤ちゃんへの接し方を家族全員が知っておくことで、乳幼児揺さぶられ症候群へのリスクが減るだけでなく、ママに重くかかりがちな子育ての不安も家族みんなで分け合うことができます。
■自分なりのストレス解消法・リラックス方法を知っておく
乳幼児揺さぶられ症候群は、育児者が「ついカッとなって」、「ストレスが溜まって我慢の限界に達して」という精神状態に陥ることで起きてしまうことも多くあります。
「自分だって疲れているのにこの子はどうして泣きやんでくれないの」「泣き声のせいでまともに寝ることができない」など、子育てはうまくいかないことやイライラしてしまうことが誰だってあるものです。
そんな状態になった時に、つい子どもに八つ当たりしてしまった。