2018年5月1日 14:00
発達障害がある大学生が困ったときに頼れる「学生相談室」とは?学校生活から恋愛の悩みまで相談できる場所
学外の専門家や発達障害者支援センターなどの専門機関を紹介する。保護者との連携をする
https://www.jasso.go.jp/gakusei/tokubetsu_shien/guide_kyouzai/guide/index.html
参考:「教職員のための障害学生修学支援ガイド(平成26年度改訂版)」(PDF版)|日本学生支援機構HP
以上の対応は、あくまで対応例であって、全ての大学で同じように対応するとは限りません。必要な支援や具体的な方法は一人ひとり違います。また配慮をする側にも人手が足りなかったり、金銭的資源に限界がある場合もあります。過度な負担とならないよう、実現可能な配慮を検討していく必要があります。
そのため、具体的にどんな合理的配慮が必要かつ実現可能か、本人と周りの人たちが対話をしながら決めていくことが大切です。
配慮を求めるにあたって、障害者手帳や医師の診断書などの根拠資料を提出すると支援がスムーズです。とはいえ、根拠資料がない場合も配慮が受けられることもありますので、まずは学生相談室に相談してみましょう。
その他、具体的な対応例については以下のリンクで確認できます。
https://www.jasso.go.jp/gakusei/tokubetsu_shien/chosa_kenkyu/jirei/hattatsu_ld_adhd.html
参考:発達障害・LD及びADHD|日本学生支援機構HP
学生相談室以外の相談場所
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161016057
■障害学生支援課
大学によっては、障害学生支援課などの名称で、障害がある学生の対応に特化した機関がある場合があります。学生相談室のなかに組み込まれていることも、学生相談室とは別に設置されていることもあります。もし、ご自身に発達障害の傾向があり、所属する大学に障害学生支援課が設置されている場合は、より専門的な支援を受けられる可能性があるので、こちらに相談されることをおすすめします。■地域の発達障害者支援センター
発達障害者支援センターとは発達障害のある子ども、大人、またその関係者をサポートするための専門機関です。現在は全国に67のセンターがあり、保健・医療・教育・福祉などの機関と連携を取りながら、発達障害のある方やご家族からの相談に応じています。