子育て情報『障害者雇用で3ヶ月。実際に働くことで見えてきた、良かったこと・つまずいたこと』

2018年4月29日 11:00

障害者雇用で3ヶ月。実際に働くことで見えてきた、良かったこと・つまずいたこと

このことについては、「質問力」について書かれた書籍も参考にしました。

障害者雇用で3ヶ月。実際に働くことで見えてきた、良かったこと・つまずいたことの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044033564

私は、ASDであると同時に衝動性が高いタイプのADHDです。「〜すべき」「こうあるべきなのに実際はなっていない」といったことに対して怒りを感じることが多く、つい衝動的に相手にぶつけてしまうことなどが多かったです。

例えば、先輩社員のやり方より、自分のやり方の方が効率的だと感じた際には、「(先輩社員の)そのやり方は非効率だ、こうした方が間違いなく効率的だ」と言ってしまいました。入社早々、先輩社員のやり方を真っ向から否定するような表現を直接的かつ衝動的にしてしまったのです。

その先輩社員とは、にらみ合いになり、喧嘩になりかねない状況に陥ってしまいました。私は昔から、こうした衝動性の強さから好戦的な部分があるなと感じています。
加えて物事を白黒ハッキリさせないと気が済まない性格です。

しかし、こうした特性は外見からはわかりません。そのこともあって常識がない、先輩に対する敬意がないなど、そういう風に捉えられてしまうのではないかと思っています。

上述の先輩社員とは馬が合わないことが多く、周囲には、またやっているよと見られていました。見かねた別の先輩社員からは、「悪目立ちしているから、今は不満に思っても控えた方がいい。新入社員という立場なんだから」といった指摘を受けたこともあります。

■感情をコントロールする練習を

現在は、そうした点を反省し、アンガーマネジメントの本を読んだりしています。また主治医にも相談した所、漢方の抑肝散(ヨクカンサン)を勧めて頂き、服用を継続しています。


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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272000809

障害者雇用の担当者は1人で複数の業務を兼任しています。そのため、配属先に伝わっていない障害特性について、自分で説明する必要が生じました。例えば、ADHDによる不注意傾向について伝わっていなかったので、宅急便の伝票を書く際に、先輩社員にチェックして欲しいと自分でお願いしました。

こうした説明は、いつ言えばいいかタイミングが分からないのに加えて、「そんなこともできないのか」

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