2018年8月20日 16:30
音も光も見通し不安もダメ!外出は好きなのにツラかった…。「3つの対策」で、発達障害の私も遠出できるように!
お出かけをする前に、お子さんと一緒に「明日はここに行くんだよ」なんて言いながら一緒に見ておくとよいかもしれません。お子さんが興味を持てれば怖さよりも楽しさが勝り、着いてすぐに「帰りたい!」という状況を避けることができるかもしれません。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132004478
もしお子さんに視覚過敏があって、まぶしい光や人混みが苦手な場合、サングラスや偏光メガネをかけてあげることをおすすめします。経験上、サングラスをかけるだけで、目に刺さってくるような光や人混みの情報量、照明のまぶしさが劇的に良くなります。観光地や行楽地はどこも視覚過敏がある人にとっては光がまぶしいことが多いので、サングラスがあるだけでかなり楽になります。
子どものころ遠出するときは、100均で買った色が濃いサングラスをよくつけていました。車から風景を見るときも、サングラスをつけているだけで目の疲れがかなり楽になっていた記憶があります。
今でも外出するときには晴れてない日でもいつも身につけているくらい、私はサングラスが大好きです。最近は、子ども向けの偏光メガネもあるので、チェックしてみても良いかもしれません。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10250000761
聴覚過敏があると、人混みの中ではまわりの人が話している声が全部混じって聞こえてきてしまいます。そのため、何も対策をしないと人混みの近くにいるだけでひどく疲れてしまいます。そういう場合は、耳栓やヘッドフォンの使用がおすすめです。
私自身は大人になってから、外に出るときに耳栓をするようになりました。これで、人が多い場所への外出がとても楽になりました。
完全に音が聞こえなくなると危ないので、ある程度周りの音が聞こえるような耳栓がおすすめです。ノイズキャンセリング機能があるヘッドフォンでもいいと思います。
ほんの少し聞こえなくなるだけで、ぐっと楽になります。耳栓をするだけで、少し遠くにいる人の声や比較的小さな音が聞こえなくなったり、聞こえてくる音がマイルドになって、耳に刺さってくる感じではなくなるのです。
慣れるまでは耳栓をすると自分の話し声の大きさが分からなくなって大声で話しがちになってしまうので、お出かけする前に家で耳栓をしながら話す音量を調整する練習をしておく必要があるかもしれません。