子育て情報『「みんなと違う」多様性は生存戦略!?発達障害のある子達が人類の未来に必要だ!と思う7つの理由』

2018年10月23日 07:00

「みんなと違う」多様性は生存戦略!?発達障害のある子達が人類の未来に必要だ!と思う7つの理由

「ハナゲ出ているよ、〇〇さん。とってあげようか?」

「ねえ、おばさん?おばあさん?どっちなの?」

…正直すぎて容赦なくタブーに斬り込む、恐れ知らずの子ども達(悪気はないんです、すみません)。

実は、その場の状況や相手の表情などから判断し、「空気を読む」「本音と建前を使い分ける」「忖度する」ことが苦手な子は、少々デリカシーに欠け、見たまま、思ったまま、感じたままを率直に口に出してしまうことも。

鋭い言葉は諸刃の刃。時に皆から一斉に冷ややかな視線を浴び、時に思わぬところにも敵を作り、時に集団の批判の的になってしまい、本人も痛手を負った経験だってあるかもしれません。

でも、考えてみれば…。非合理的な古い慣習や旧態依然とした組織の体質、権力者による閉鎖的な管理・支配体制、一部の人だけがずーっと得をするシステムなどが、いつの間にか出来上がっている時。それでも、その小さな社会では誰もが「常識」「そういうもの」と疑問を持たずに受け入れ、たとえ「何かがおかしい」と感じても空気を読んで言いたいことが言えずにいる中…。


「こんなのはオカシイ!」「なんでこんなことしなきゃならないの!?」「アホらしい」「ムダ」と、ブラックな常識に根本から疑問を投げかけ、エライ人に面と向かってバッサリと異を唱えられる、貴重な人材になれるのではないでしょうか。

空気なんて読んでいたら、できないこと、成し遂げられないこと、いつまで経っても変われないことは、いくらでもあります。

「みんなと違う」多様性は生存戦略!?発達障害のある子達が人類の未来に必要だ!と思う7つの理由の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038003814

皆が並んでいる時に並ばない、皆が座っている時に立ち歩き、皆が立っている時に座り込む…こんな天邪鬼な行動をして先生方の手を焼かせ、独り離れたところでプイッと顔を背けているお子さんを、小学校でも時折見かけます。

大人にすれば「言うこと聞かない子」「反抗的」のように映るので、きっと、彼は毎日怒られてばかりでしょう。でも、もしも、自然災害や大きな事故などの非常事態で、皆が同じ方向に逃げたとしたらどうでしょうか。全員助かる可能性もありますが、反対の結果になる可能性だってあるんです。「皆が同じ行動をとる」ことは、人類が生き延びていく上では大きなリスクと言えるでしょう。

「皆がどうしようと、おれはこうする!」

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