子育て情報『【指定難病】ベーチェット病とはどんな病気?症状、原因、治療方法などを分かりやすく説明します!』

2018年9月30日 07:00

【指定難病】ベーチェット病とはどんな病気?症状、原因、治療方法などを分かりやすく説明します!

これらの効果がない場合に副腎皮質ステロイド薬を用いることもありますが、短期間の使用が推奨されています。

http://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/400186_3941001F1077_1_07
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主な治療法は副腎皮質ステロイド薬と免疫抑制薬の併用です。日本では国内の経験上、深部静脈血栓症をはじめ血管病変に対しては血を固まりにくくする治療法を選択することが多いです。

血管病変の中には、動脈瘤破裂による出血のように命の危険が伴うものもあり、その場合は緊急手術を適応することになります。破裂する前など、症状が落ち着いている期間に手術をする方法もありますが(待機的手術)、病変の再発率が高く、かえって危険を伴うという見解から、極力保存的に対処すべきと考えられています。待機的手術を行なった場合には、再発の防止のための治療を十分に行う必要があります。

クローン病などの炎症性腸疾患に準じた治療で、副腎皮質ステロイド薬などを使用します。

副腎皮質ステロイド薬は状態を見ながら、徐々に減らし長期投与を避けることが好ましいですが、難治性の病であるため、薬をやめることは難しい傾向があります。
そのため、副腎皮質ステロイド薬の副作用対策も行い、生活の質の向上を図ります。

消化管の出血、穴があいてしまった場合には手術を要します。再発率が高いため、血管病変と同様に術後の免疫抑制剤を用いた治療が重要です。

急性型の脳幹脳炎、髄膜炎には炎症を抑えるためステロイドが主に使用されます。急性型はこれらの治療に比較的よく反応します。一方、精神症状などが主体である慢性進行型に有効な治療方法は確立されていません。

眼病変に対するシクロスポリン服用患者では、20〜25%に神経症状が出現するとされています。神経症状に対してシクロスポリンは禁忌であり、神経症状が出現したら中止し、ほかの治療薬に変更します。
ほとんどが急性型ですので、シクロスポリンの中止と副腎ステロイド薬投与で改善します。

http://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/730612_3999004C1040_1_09
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