子育て情報『ダメ男の仕打ちに苦しんだ私から、アスピーガールたちへ。「幸せな恋愛」のために絶対すべきコト』

2018年10月10日 07:00

ダメ男の仕打ちに苦しんだ私から、アスピーガールたちへ。「幸せな恋愛」のために絶対すべきコト

いわゆるダメ男と付き合うことが多いからって、ダメ男としてその人を好きになっているわけではない。つまり「ダメ男好き」というのは大きな間違いだ。

ならばどうして、いわゆるダメ男を選んでしまうのか。ASDの私は言葉をそのままの意味で捉えてしまうため、悪意に気づきにくいのだ。例えば男性には、交際相手に暴力をふるった過去や、女癖の悪かった過去などがあったとする。「でも、今は心を入れ替えたんだ」と言われたら、「そうか、心を入れ替えたんだ」と信じてしまう。

ASDでない人からしたら「どう見てもその場しのぎ、上っ面の言い訳だろう」と感じられるような口ぶりでも、気づかないことが多いのだ。そして依存と好意の見分けをつけるのも不得手。
これは恋愛に限ったことではなく、われながら本当に危なっかしい。


人を見る目がないわけじゃない!欠点である「ザル」は長所と表裏一体

そんなこんなで、私は「人を見る目がない」との前置きと共に、諫言や進言をいただくことが少なくない。ぐうの音も出ないほどの正論だが、実のところは面白くない。なぜなら、「人を見る目がない」だなんて、私に好かれた人は老若男女問わず、もれなくろくでなしであるかのような言い草ではないか。

言葉の真意はわかっているのだが、できるだけ正確な意味の言葉を使いたいというこだわりのある私は、どうしても受け入れられない。それどころか反発心まで芽生えてしまい、アドバイスを受け入れる気すら薄れてしまう場合さえある。

そこで、「人を見る目がない」と言われたとき、自分の頭の中で変換させられる、うまい言葉はないものかと考えていた。私は確かに騙されやすく、悪意やごまかしに対して鈍感だ。
しかし、本当に素晴らしい人の存在を尊ぶこともできる。

「そうか、ザルか」

私は気づいた。付き合う相手を選別する基準、言うなればふるいにかけるザルの網目がひときわ粗いのだ。そのため、より多くの人が「大切な存在」として、自分の世界に入ってきてしまう。

脳内変換のための言葉が見つかり、腹が立たなくはなったものの、どう対策したら良いものか。持って生まれた特性、矯正可能とは思えないが、直せるものなら直したい。

そこで「ザル」の話を含め、前述の友人に相談したところ、
「博愛主義とも言い換えられるし、そういう性質があるからこそ、のんちゃん(私の呼び名)は、接する相手のよい点に、より多く気づけているんだと私は思うよ。

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