子育て情報『最新テクノロジーが吃音ケアを変える⁉︎疑似体験で苦手克服を目指す「VRアプリ」実用化 へ』

2019年2月6日 07:00

最新テクノロジーが吃音ケアを変える⁉︎疑似体験で苦手克服を目指す「VRアプリ」実用化 へ

https://schedule.sxsw.com/2017/events/PP64726
参考:YOU ARE VIEWING EVENTS FROM 2017 | SXSW.com

https://www.stachadevice.com/
参考:STACHA


テクノロジーが変えていく、当事者がより生きやすい社会って?

VRbalは今後、まずはアメリカで製品として市場に出される計画です。現在アプリで採用されている言語は英語ですが、プロダクトが完成した後に日本語に対応させていく予定もあるとのこと。日本でVRbalのセラピーを受けられる日も、そう遠くないのかもしれません。

最新テクノロジーが吃音ケアを変える⁉︎疑似体験で苦手克服を目指す「VRアプリ」実用化 への画像

出典 : https://www.dropbox.com/s/v6ubio89hg06aop/parsonsverizonvrbal-38.jpg?dl=0

福岡さんは「これからの未来は、テクノロジーによって人間の能力を拡張し、問題とされてきたことの解決が可能になっていく」と語ります。

そのためには、デザイナーとしての想像力や表現力、また洞察力や物事の本質を見極めて解決していくことが重要になると考えています。その上で、自身がデザイナーであることと当事者としても誰よりも吃音者の悩みのタネを理解し、共感できることが強みであるとも感じていました。

「私は自分自身が吃音症で苦しんできた経験を糧にして、誰よりも当事者に寄り添いながら、自分自身のアウトプット能力を活かせるデザイナーとして、当事者の人たちがより生きやすい社会システムをつくっていきたいです」。

吃音症へのアプローチとして、デザインとテクノロジーという新しい道が開かれたことで、これからの未来は大きく変わっていくかもしれませんね。
多摩美術大学で情報デザインとサービスデザインを学び、デザイナーとしてYahoo! JAPANへ就職。同時に東京大学情報学環に研究生として入学し、夜間授業に通い、”見えない障害”をテーマにしたドキュメンタリーの制作などを経験。その後、School of Visual ArtsというニューヨークにあるアートスクールのDesign for Social InnovationというMasterプログラムに入学。2018年5月に修了。現在はアメリカを拠点にデザイナーとして活躍している。

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