子育て情報『38歳デザイナー「大人になって発達障害の診断を受け、許されたように感じた」仕事での失敗や離婚を経て見つけた、なんとかするための"工夫"【連載 #見えない障害と生きる】』

2020年9月3日 07:00

38歳デザイナー「大人になって発達障害の診断を受け、許されたように感じた」仕事での失敗や離婚を経て見つけた、なんとかするための"工夫"【連載 #見えない障害と生きる】

『この時間は全部左腕にないとダメなんじゃないの?』みたいな」

つい忘れてしまうのであれば、仕組みやシステムを変えて、工夫する。診断を受け入れたからこそできる行動だ。他にも、仕事のタスクを付箋で貼っていく中で、優先順位が上がるとその付箋の位置を変えていくことで、見過ごさずに取り組めるといった方法を紹介してくれた。

「前にインターネットで見た呟きで、すごいグッと来たものがあって。『みんなすごく我慢してるんだからお前も我慢しろ』って、よくあるセリフじゃないですか。でも、みんなが我慢してるんだったら、システムが悪いでしょって。障害って、みんなが当たり前にできることができないからこそ、“工夫”でなんとかしようと思ってます」

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Upload By 桑山 知之

取材・文:桑山知之
取材協力:若者支援ネットワーク研究会in東海

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