不登校の子どもをサポートする教育支援センター(適応指導教室)とは?支援の内容や、利用方法を解説
が明記され、不登校児童生徒に対する多様な教育機会の確保のための場の一つとして、教育支援センターも位置づけられています。そのため、未設置地域での設置や、体制整備、機能拡充等が進められているのです。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/__icsFiles/afieldfile/2019/06/10/1417742.pdf
参考:義務教育の段階における普通教育に相当する 教育の機会の確保等に関する法律施行後の取組 | 文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1375981.htm
参考:平成28年「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」文部科学省
どんな子どもが利用している?情緒的混乱や人間関係の不安を抱える子どもが多い
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=33000005469
令和元年度の調査では、義務教育課程の不登校児童者数は18万人を超えています。
不登校の理由は子どもによってそれぞれ。「友人関係」「勉強が分からない」「先生との関係」「クラブ活動に関する問題」など、学校生活を巡る問題が不登校のきっかけとなった子どもたちが多い一方で、「不安感」「生活の乱れ」「家庭の状況」などを挙げる子どももいることから、不登校の理由が複雑化していることが分かります。
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20201204-mxt_syoto02-000011235_2-1.pdf
参考:令和元年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要 P.17 | 文部科学省
その中で、教育支援センターに登録している児童・生徒の傾向としては、不安など情緒的混乱で「学校に行きたくても行けないタイプ」、人間関係がうまく築けない「人間関係によるタイプ」が多くなっています。
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/05/20/1416689_002.pdf
参考:「教育支援センター(適応指導教室)