2021年12月3日 06:15
2歳から気になり始めた娘の発達。発達相談の電話、診察・検査。すべてが初めてで…医師の診断結果は
診断名がつく段階ではないけど特性がある、いわゆる発達障害グレーゾーンなのかなと私は思っています。
話は戻り、続けて療育の話になりました。
医師「療育は希望しますか?」
私「はい、やっぱり言葉がゆっくりなので通わせたいです」
医師「それでは週3・1回あたり1時間、民間の個別療育を行うといいでしょう」
こうして娘は週に3回、幼稚園と併用して療育に通うことになりました。
4歳になった娘は今
娘は今、幼稚園の先生やお友達、療育の先生に支えられながらたくさん成長しています。言葉も驚くほど増えました。入園当初は行きしぶりが激しく、時々休ませながらマイペースに行かせていました。今も幼稚園や療育に行きたくないと言う日もありますが、娘なりに気持ちを切り替えて頑張っているようです。
娘の発達を一人で悩んでいましたが、あのとき勇気を出して相談して良かったと思います。
周囲の力を借りて子育てしてもいいんだと気づかされました。発達のゆっくりな部分だけどうしても目に入ってしまっていましたが、気持ちにゆとりが生まれた今。娘には長所もたくさんあることに気づかされました。診断あるなしにかかわらず、これからも娘の性格や特性を尊重しながら向き合っていけたらと思います。
執筆/とまぱん
(監修:井上先生より)
お子さんの発達が気になってから相談機関に電話をかけるまで、多くの親御さんが悩んだり不安な気持ちと葛藤したりされると思います。とまぱんさんも、電話をかけるときや医師と初めて面談をされる診察場面では、不安や緊張があったことが伝わってきました。早期の療育は子どもの発達に有効であると言われています。発達障害などの診断がなくても、地域の発達相談で療育機関につないでもらうことができますので、気になる方はお問合せされると良いと思います。
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