6歳でADHDの診断。保育園時代は問題行動が目立っていた息子
わが家の小6息子は6歳のころにADHDの診断を受けました。保育園時代は気が散りやすく、集団行動が苦手で、自分の興味がないことは一切やりませんでした。また行動はゆっくりなので、活動の集合に間に合わなかったり、給食の準備に時間がかかり周りの子を待たせてしまっていました。
年長になると、周りの子どもたちが成長したこともあり、余計に息子の問題行動が目立ってくるようになり、クラス内にダンボールハウスを作り、その中で過ごすことが増えました。息子にとってそこは安心できる場所だったようです。
息子が年長のころのある日のことです。夫のスマホに1通の連絡が来ました。
相手は息子の通う幼稚園の年少クラスのAちゃんのお父さんでした。

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連絡画面には「うちの娘が保育園で息子さんに叩かれたと言っています。一体どういうことでしょうか」と書かれており、何も聞いていなかった私たち夫婦は驚愕!なにかトラブルになってカッとなった息子がAちゃんを叩いてしまったのかもしれない…と思ったので、謝罪の言葉とともに「息子にはADHDの特性があり、カッとなりやすいところがある」「専門機関(療育センター)を受診していて、保育園と合わせて児童発達支援に通っている」ことを伝えました。
もちろん、叩いてしまったこちらが悪いのは当たり前なのですが、それでもAちゃんのお父さんの怒りは収まらず…「そんなこと関係なく、小さい子に手を出すなんて信じられない!」と取り合ってくれません。
翌日私は保育園の先生に一連のことを電話で相談しました。
先生の話によると、どうやら息子と同級生が二人で神経衰弱をしていた際、Aちゃんは対戦相手の子を勝たせたかったのか「あのカードはあれだよ」などと教えていたということが分かりました。そこには保育園の先生もいたのでAちゃんに対して「やめようね」と注意はしていたようなのですが、何度伝えても聞き入れず、頭に来た息子が手を出してしまい、Aちゃんが泣いてしまったとのことでした。

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保育園の先生からAちゃん一家にこの件に対しての説明はなかったようで、家に帰ったAちゃんから叩かれたことだけ聞いたAちゃんのお父さんが連絡をしてきたことが分かりました。
その日、保育園からもこの流れをAちゃんのお父さんに説明をしてくれたようで、Aちゃんにも非があったとその後謝罪の連絡がありました。