子育て情報『アトピー性皮膚炎とは?原因、初期症状、使う薬や治し方、発達障害との関係など』

2023年9月27日 14:15

アトピー性皮膚炎とは?原因、初期症状、使う薬や治し方、発達障害との関係など

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「子どもに発達障害があり、なんらかのアレルギーがある」と答えた方が77%と一番多い結果となりました。多くのご家庭が発達障害とアレルギーに関して悩んでいるようです。

https://h-navi.jp/selective_surveys/218
参考:わが家の「アレルギー事情」アンケート&エピソード募集!

実際にアトピー性皮膚炎がある子どもは、ADHD(注意欠如・多動症)などの発達障害を併存していることが多いと言われています。

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/ADGL2021.pdf
参考:アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2021|日本皮膚科学会

発達障害のある子どもは感覚過敏などの特性が見られることが多く、アトピー性皮膚炎のかゆみに対して強い力でかいてしまうことがあります。そのことで、皮膚の傷が深くなり、治りが遅くなることもあると言われています。

そのため、アトピー性皮膚炎に発達障害が伴う場合は、子どもの特性に合わせた治療を行うことや、心理療法も組み合わせて行っていくことが大事と言われています。もし、アトピー性皮膚炎のほかに発達で気になることがある場合は、受診時にそのことも伝えるようにしましょう。


アトピー性皮膚炎の症状とは?これは初期の症状?代表的な症状も解説

アトピー性皮膚炎は乳幼児期に発症することが多く、通常は生後4ヶ月未満から症状が表れてきます。


症状は早期(急性期)と慢性期(後期)といった時期によって異なっています。早期では、赤いじゅくじゅくとした発疹や水泡が生じ、1~2ヶ月続きます。慢性期では、かゆい部分をかくことによって皮膚が固くごわごわした状態になります。

年齢によって症状が表れやすい箇所が異なっています。乳幼児では顔から頭皮、首、手、足と広がっていき、年長の子どもや成人の場合は特定の場所に繰り返し表れ、特に首の前面、肘の内側、膝の裏が多いと言われています。

また、アトピー性皮膚炎には合併症が多いことでも知られていて、先ほど紹介した白内障のほか、掻いた傷口から細菌が入ることで感染症を引き起こすこともあります。ほかにも、アトピー性皮膚炎のある方が単純ヘルペスウイルスに感染すると、通常よりも重い症状が表れると言われています。

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