子育て情報『母の死、資格試験で心身は限界を超え…大人の発達障害の私、回復までの4ステップ』

2023年10月22日 12:15

母の死、資格試験で心身は限界を超え…大人の発達障害の私、回復までの4ステップ

イライラ
(私はこんなに頑張ってるのに! みたいな感じで、普段よりも狭量になる。イライラした瞬間に胃がキュッとさしこむのも感じていました)


サインが出たらすぐに対処を

心身への負荷が閾値を超えたと思ったら、すぐに対処することが必要です。

ケアが遅れるほどに回復に時間がかかります。私は今回、サインが出てからやむをえず2ヶ月ぐらい無理を重ねてしまいましたが、経験上「回復にはケアせずにいた期間の半分は必要」と考えています。

たとえば、私は2ヶ月間無理してしまったので、1ヶ月間は全てを投げうって完全に休養することが必要、といった要領です。

今までで一番回復に時間がかかったエピソードとしては、大学受験でしょう。少なくとも高校の3年間ずっと過労状態で、風邪をひくと治らず、一度は血尿血便を出して倒れたこともありました。受験直前は睡眠、トイレ、食事、お風呂のほかをすべて勉強に注ぎ、1日に16時間は勉強していたので、受験を終えたらバーンアウトしてしまい、大学時代はほぼ棒に振ってしまうことに。
以来、「勉強する」ということ自体がトラウマになってしまいました。


まずは医者にかかる元気を出す……私の回復方法

体調を崩してしまったら、まずは医者にかかるのが何より大事です。ただしここには、「医者に行けるだけの元気も出ないときがある」という問題があります。

このため、深刻に体調を崩したときは、まずは負荷となることをすべて放り出して、「ともかく寝る、少なくとも横になる」というステップが必要になります。

とにかく横になり、少しでも気力体力を回復させる
もともと食事は夫の担当で、掃除洗濯が私の担当。普段より掃除機の頻度が下がったり、洗濯はなんとかできるけれどたたんでしまうのができなかったりというのを我慢してもらい、お風呂は洗ってもらったりすることも。夫の都合がよいときは、頼んで車で病院に送り迎えしてもらうこともあります。

医者にかかり、症状に合う薬を処方してもらう
まずは精神科の主治医のところに行きます。
内科も必要そうならかかります。片頭痛がひどいときは脳神経外科に行きます。薬の調整をしてもらって、少しでも回復力のあるよい睡眠がとれ、食べる気力が出るようにしてもらいます。

少し回復してきたら鍼灸へ
体調の底を脱したら、何度か鍼灸に行きます。3日に1回ぐらいじっくりやってもらうのを数回繰り返します。

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