子育て情報『母の死、資格試験で心身は限界を超え…大人の発達障害の私、回復までの4ステップ』

2023年10月22日 12:15

母の死、資格試験で心身は限界を超え…大人の発達障害の私、回復までの4ステップ

私の場合、これでさらによく眠れるようになり、身体の緊張が抜けてきます。

動けるようになってきたら家の中でストレッチや軽い家事
家で起きていられる時間が出てきたら、ヨガやストレッチでさらに身体を整え、投げうっていた家事を少しずつ再開します。少しでも家事ができるようになってくると家の中もさっぱりし、気持ちも明るくなってきます。

通常の生活に戻る
ステップ4の段階を終えたら、少しずつ通常の生活に戻ります。朝起きて昼に活動して夜に眠る。疲れてるなと思ったら少し昼寝したり、早寝したり。体調不良の原因となるような生活スタイルに戻らないように注意します。


普段から自分をよく観察し、かかりつけの病院を

まじめで、つい無理してしまう人も多いと思います。
しかし、長く健康に仕事や勉強をし続けられるように、自分の状態をよく見て適宜休みをとり、頑張りの度合いを調整するのも、とても大事な誠実さだと思います。自分の人生を生きるのは自分の心身しかありません。できるだけ無理はしないように心がけたいと私は思っています。

また、体調を崩したとき、とっさにかかっても普段の自分の様子を把握してくれている医者がいるのは心強いし、受診もスムーズです。このためにも、普段からかかりつけの医者を持っておくことをお勧めしたいです。

文/宇樹義子

(監修・鈴木先生より)

一般的には、まじめな人ほど鬱になりやすいと言われています。またASD特性がある方は感覚過敏、特に音過敏があるので静かな環境が望ましいのです。

学校や職場の環境が良くないと、ストレスという心の摩耗が進み体調を崩す傾向があります。
そのためにはできるだけ「無理をしない」事とリフレッシュする事が重要です。何でもいいので何らかのスポーツを定期的にすることをお勧めしています。心のストレスを発散できる可能性が高いからです。また、体を動かすことで睡眠も良くなるかもしれません。
子どもも大人も日中の活動性を高めることが重要なのです。(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.