子育て情報『「困り事さえなくなれば」療育に膨らむ過度な期待。成果を実感できず焦っていたあの頃』

2023年12月8日 06:15

「困り事さえなくなれば」療育に膨らむ過度な期待。成果を実感できず焦っていたあの頃

基礎をしっかり固めること、そしてそれがお子さん本人の意欲と興味を引き出すような仕掛けを伴って提供されること。療育の醍醐味だなと感じます。

療育はその担い手によって大事にすることややり方は違いますが、「先生に伝える」を大事にされたところに通われていたのですね。伝える、ヘルプを出すといったことは年齢が上がっても(大人になっても)必要なことの一つです。そのあたりを通底して身につくように働きかけられた経験が小学生になっても役立っているのは何よりです。

https://h-navi.jp/column/article/35029684
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。

知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

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