子育て情報『「もう登園させたくない」こども園での息子の他害に思いつめる母。その時ママ友と先生は…【読者体験談】』

2023年12月11日 14:15

「もう登園させたくない」こども園での息子の他害に思いつめる母。その時ママ友と先生は…【読者体験談】


ASD(自閉スペクトラム症)と知的障害(知的発達症)がある息子

現在9歳の息子は、2歳でASD(自閉スペクトラム症)、3歳で知的障害(知的発達症) と診断され、療育手帳を持っています。2歳から児童発達支援、そして年中からは子ども園へも通い始めました。

息子は人の顔や名前を覚えるのが得意で、こだわりが強いタイプです。また言葉の発達が遅く、言いたいことを伝えられずもどかしいためか、児童発達支援に通い始めた2歳の時からときどき他害行為が出るようになりました。


2歳から始まった他害行為。年中では頻度も増えてしまい……

2歳から始まった息子の他害行為は、お友達の持っているおもちゃを使いたいときに相手の髪を引っ張る……というものでした。そして年中から児童発達支援だけでなくこども園にも通うようになると、新しい環境に慣れるのが大変だったせいか、他害行為の頻度が増えていきました。特にこども園ではたくさんの言葉が行き交う環境でしたので、ようやく2語文が話せるようになった息子は、おそらく言いたいことが言えなかったのだと思います。


お友達が使っているおもちゃを欲しがり「貸して」とお願いしたのに貸してもらえないとき、貸してとお願いすらしていないがほしいとき、自分のお気に入りのおもちゃ(自分の物ではないのに)をお友達が使っていたとき……さまざまな理由から他害につながりました。

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支えてくれた優しい先生方、なるべく話すようにしたママ友

他害行為が増えた年中の時、周りにも申し訳なく、どうすればいいのか分からず、つらくて私は登園させたくないとまで思い詰めていました。児童発達支援へ電話をし「どこも具合悪くないのですが、今日は休みます」と伝えたところ、先生は「どうしたの?」ととても心配してくれました。まずその電話で話を聞いてくれ、後日面談も行い、アドバイスをしてくれました。

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こども園の先生も親身に接してくれました。先生は息子をいつも気にかけてくれ、息子が手が出そうなときは近くにいってさりげなく防いでくれたり、お友達を押す、髪を引っ張る、叩くなど他害行為をしたときは、必ず先生も一緒に相手のお親御さんへ謝ってくれました。
一人ではない、先生が一緒に息子の他害に向き合ってくれている、そんな支えがいつも私を励ましてくれました。

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