子育て情報『育児ヒントが満載!会話力が育つカードゲーム、発達障害・グレーゾーンとの関わり方、園生活サポート法やお助けグッズ図鑑など、注目の5冊をご紹介』

育児ヒントが満載!会話力が育つカードゲーム、発達障害・グレーゾーンとの関わり方、園生活サポート法やお助けグッズ図鑑など、注目の5冊をご紹介

本書では、「ちゃんと洗いなさい」の「ちゃんと」を見える化する道具や工夫、指に入れずに握って切るタイプのハサミの紹介や、親子の会話が生まれるゲームでコミュニケーションの手立て、持ちやすい鉛筆や書きやすくなるノートなど学習についてなど、道具の紹介と共に「できる!ポイント」や佐藤先生からの道具を導入する場合の一言コメントも、一つひとつ丁寧に記されています。

身辺自立の手助けや学習面のサポート、コミュニケーションを楽にしてくれるお助け道具の数々。さまざまな道具の紹介を通じて、発達障害がある子どもたちの成長に寄り添う、新たな視点を感じる子育てサポートブックではないでしょうか。

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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。


知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

ADHD(注意欠如多動症)

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