子育て情報『小4で不登校、自閉症の診断。家では暴言や他害も…息子に合う中学の進路は?【読者体験談】』

小4で不登校、自閉症の診断。家では暴言や他害も…息子に合う中学の進路は?【読者体験談】


健診でも、園・学校からも一度も指摘がなかった息子が、小4のGW明けから完全不登校に

息子は1歳半健診、3歳児健診といった健診、また先生たちからも発達についての指摘は受けたことはありませんでした。人見知りで少し頑固なところがありましたが、小さい頃はイヤイヤ期なんだなという認識で、小学校に入学すると『お兄さん』になった自覚からか癇癪も減りましたので、こうやって成長していくのだなと感じていました。

しかし今思うと、イヤイヤ期だと認識していたあの泣き叫びはこだわりであり、特性によるものだったのでしょう。お兄さんになった自覚も、完璧主義からの過剰適応だったと推察します。

息子は小学3年生の後半から行ったり休んだりの『まだら登校』になり、4年生のゴールデンウィーク明けから完全不登校になりました。


不登校になってから分かった発達障害

息子が学校へ行けなくなったきっかけは、ハッキリとは分かりませんでした。しかし、少しずつ勉強についていけなくなったのが大きいのではと私は思っています。息子は完璧主義なため、少しの間違いも受け入れられないような雰囲気がありました。


私は「誰でも間違えることはあるし、直せば良いじゃない。機械じゃないんだから。……あ、機械でもエラーは起こすね!」などなるべく明るく声をかけていましたが、息子は間違えたことを受け入れられず、不登校になってからは家庭での癇癪・暴言・他害がどんどんひどくなっていきました。きょうだいへ八つ当たりすることもあったため、私は登校できるできないより、まずは家族が安全に暮らせるようにしたいという気持ちでいっぱいでした。

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私は息子に適した対策を専門家に問うべく受診、息子は小学校4年生でASD(自閉スペクトラム症)、反抗挑戦性障害(反抗挑発症)と診断されました。その後は専門家のアドバイスを聞いたり自分で勉強をして息子に合った対応をするようになり、暴言は続きましたが、幸いにも他害はだんだんと減っていきました。


候補は学区外の特別支援学級。
情緒級?知的級?迷った進路

そんな中、私は息子の進学先をどうすればいいか悩んでいました。学区内の中学は特別支援学級がなかったので、学区外で探す必要がありました。
息子には知的障害(知的発達症)はないため適応は特別支援学級の自閉症・情緒障害クラスなのですが、3年間不登校、家庭での学習は皆無でしたので、現時点での本人の学力を考えると、特別支援学級の知的障害クラスが合っているのではないかと感じました。

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