4歳自閉症息子との家族旅行。準備は完ぺき!のはずが「帰りたい」「食べたくない」トラブル多発!?
もしかすると、旅行への心づもりが必要だったのは、たーちゃんではなく私のほうだったのかもしれません。
難しいこともあるかもしれませんが、障害のあるお子さんも保護者の方も旅行を楽しんで、たくさんの素敵な思い出をつくることができたら良いな、と思います。
執筆/みかみかん
(監修:井上先生より)
4歳半という年齢から考えると、家以外の場所に行くということだけでも、お子さんにとっては大きな刺激になります。ましてや泊りがけの旅行に行くということは、本人にとってもご家族にとっても、大きな冒険だったと思います。おじいさんおばあさんも一緒ということで、そういう面でも気を遣われたと思いますが、みんなで一緒に楽しむということを唯一の目標にするのではなく、それぞれが行った先で楽しみを見つけていくという点からは、素晴らしい旅行体験だったのではないでしょうか。今後お子さんが成長していく中で、行ける場所や楽しめる場所は広がってくると思いますし、その中で少しずつ良い思い出が重ねられるといいですね。
https://h-navi.jp/column/article/35030238
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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