1日5分から始めよう! 毎日続けることで自己肯定感が高くなる「学習習慣」のコツ
待ちに待った春が到来、いよいよ新学期が始まりますね。特に、小学校へ入学するお子さんのお父さん、お母さんは期待と不安で胸がいっぱいなのではいないでしょうか。
「うちの子、きちんと授業についていけるだろうか」「宿題を忘れずにできるかしら」……など、“学び”に関する心配も多いかと思われます。でも、“家庭で子どもが自ら机に向かう勉強習慣”を身につければ、きっと大丈夫。今回は、「はじめての勉強習慣」をスタートさせる際のポイントや注意点についてご紹介しましょう。
なぜ「勉強習慣」を身につけておいたほうが良い?
ここで言う「勉強習慣」とは、“家庭で子どもが自ら机に向かい、勉強や宿題を行う習慣” のこと。では、そもそもこの「勉強習慣」を身につけておくことが望ましい理由って何でしょうか?
まず、「勉強しなさい」「宿題は終わったの?」と私たち親が口うるさく言う必要がなくなりますよね。これは親にとっても子どもにとっても、精神衛生上とても良いことだと思います。
もちろん、学力面でのプラス効果も大きいものがあると思います。でも、それだけではないのです。
2020年から実施される教育改革にも関係してきます。すでにご存じの方も多いと思いますが、これからは「主体的な学び」(=子どもたちが学ぶことに関心を持ち、自ら学ぶ姿勢)が重要視されていく時代が始まります。この「主体的な学び」につなげるためにも、家庭での勉強習慣は、“自分から学ぶ第一歩” としてとても大切なことなのです。
「勉強」しないとなんだか気持ちが悪くなる!?
では、「勉強習慣」を身につけるにあたって、ぜひ知っておきたいポイントを3点ご紹介しましょう。
<1>新1年生はできれば「入学前」。記念日や節目の時期も最適
新1年生の場合は、「小学校入学と同時」でもいいのですが、できれば「入学前」が好ましいです。
というのも、小学校へ入学すると、新しいお友達、先生、校舎、授業……と、子どもを取り巻く環境がガラリと変わりますよね。そんな中、家庭でも新しい習慣を、となると子どもに負担になってしまう場合があるのです。入学前から家庭での勉強習慣をつけておけば、小学生になってからも勉強にスムーズに取り掛かることができるでしょう。入学前に始める場合、内容は小学校で最初に習うような、簡単なひらがな・カタカナ・数字の読み書きなどがオススメです。
一方、「花まる学習会」