子育て情報『【2019年春最新版】子どもにぴったりの国語辞典の選び方。全9社・24冊の特徴を一挙紹介』

【2019年春最新版】子どもにぴったりの国語辞典の選び方。全9社・24冊の特徴を一挙紹介

初めての国語辞典はぜひ、本人だけのものを用意してあげてください。

【2019年春最新版】子どもにぴったりの国語辞典の選び方。全9社・24冊の特徴を一挙紹介


電子辞書ってどうよ

私の国語塾の教材で「紙の国語辞典と電子辞書との違いを書いてみよう」というものがあります。2年生の教材です。対比した文を書くための教材ですが、辞典についての理解を深める役目も果たしています。それによると、主な違いは次のようなものです。

1. 紙の国語辞典は重いが、電子辞書は軽い。
2. 紙の国語辞典は持ち運びにくいが、電子辞書は持ち運びやすい。
3. 紙の国語辞典は調べるのが遅いけれど、電子辞書は早い。

4. 紙の国語辞典は、調べるのが面倒だが、電子辞書は、簡単に調べられる。
5. 紙の国語辞典は1ページにたくさん他の言葉が見られるが、電子辞書は一度にたくさん見られない。
他に、音がするしない、電池を使う使わない、電気屋で売っている売っていないというのも毎年出てきますがここでは割愛。
1~4までは、紙の辞典が負けで、5は勝ちといったところでしょうか。

ちなみに、私が選んだ、今までの最高傑作は

・紙の国語辞典は、言葉をひくものだが、電子辞書は、言葉をおすものだ。
です。辞書が大好きなお子さんです。言葉選びが秀逸ですね。


【2019年春最新版】子どもにぴったりの国語辞典の選び方。全9社・24冊の特徴を一挙紹介


閑話休題。結局、紙の辞書は、重くて持ち運びが大変だし、調べるのが遅いし面倒といった印象が多いようです。ですから「利便性」だけを問うのであれば、断然電子辞書の勝ちですね。「早く意味が分かりさえすれば良い」という考えは大人の場合と一緒です。確かに、辞書を引くのは、何かを調べる一手段でしかない、さっさと意味を調べて本来したかった作業に戻りたいというような大人の場合は、電子辞書でいいわけです。今は電子辞書よりも、GoogleやYahoo!などのインターネット検索の方が断然多いと思いますが。
ただ、初めて言葉に出会う小学生にとってはどうでしょうか。

私は5の「紙の国語辞典は1ページにたくさん他の言葉が見られるが、電子辞書は一度にたくさん見られない。」が紙の辞書の大きなポイントだと思います。
1~4の利便性を束ねても、5のメリットにはかなわないと思うのです。そして、現在小学生用に売られている国語辞典はそのことを十分承知して開発されています。

電子辞書に触れるのは、年齢から考えても、もう少し後が適しています。まずは紙の辞書で言葉を調べる方法を学びましょう。そして寄り道も楽しみましょう。

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